フリーアナウンサーの鷲見玲奈が「文春オンライン」の取材に応じ、8月4日発売の写真集「すみにおけない」で肌見せを控えた理由について説明した。
鷲見は、9月2日時点で推定売り上げ部数1万2000部超となっている「すみにおけない」において、自身初となる水着姿を披露したものの、男性ファンからは「ガッカリした」「すぐ転売します」といった低評価のレビューが並んでいた。
その原因は肌見せの少なさにあり、多くのファンは“初の水着”との触れ込みに期待して写真集を購入したが、実際にはセパレートの水着を着用してはいるものの、羽織った上着で一部が隠されていたり、腰に布を巻いていたりといった点に失望する声が飛び交うことに。
すると、発売日の翌日になって鷲見は自身のツイッター上で、アンダーウェアや水着姿を見ることを目当てに購入しようとしている男性層に向け、「多分目的が違うので買わないほうがいいと思います笑 作品として自信が持てる、オシャレで品のある写真集を作りたいと思い、今回出させて頂きました」「脱がないからと言って文句言うのは違うと思うんですよね」などと発信したのだ。
結果的に多くの反発を集めるツイートとなったことから、現在は削除しているが、「文春オンライン」は9月2日配信の記事の中で、写真集での肌見せを抑えた理由に関して言及する鷲見本人の言葉を紹介。それによると、鷲見は控えめな肌見せとなった今回の作品を「両親の意見を汲んで」と事情を説明し、“期待とは違った”との声があることについては「人それぞれ見方や感じ取り方が違うので、そういった意見があるのかもしれないです。今と変わらず、いただいたお仕事を頑張るのみです」と答えた。
「Amazonのレビューでは、『すみにおけない』の購入者から『がっかりしちゃうからまじでやめたほうがいいぞ』『怒りさえ覚える』『もっと脱げ!』などといった荒々しい評価も並び、鷲見には少々酷なものかもしれません。しかし、そうした期待感を煽ったのはほかでもなく彼女自身だということも事実です。鷲見は同作の発売日に臨んだオンライン会見にて、お気に入りの写真を聞かれると、『ヒップのカットです。(カメラマンに)“ヒップのシワ消しますか?”って言われたんですけど、リアルさを大事にして作ってもらいました』とコメント。また、ツイッターでも発売日に『もともと水着はない予定でしたが、担当編集の方の熱量に負けて、脱ぎました』と綴っており、男性ファンを意識した表現が多々見られました。世間からは『アンダーウェアや水着のカットがなかったことが問題なのではなく、そういうものがあると思わせておいてなかったのが問題なのでは?』『脱ぎましたなんて煽るからまともな水着もないと酷評が出てもしょうがないと思うけど』『残念って言ってる人は買った人でしょ? 買ってくれた人に文句言っちゃダメよ。今後の活動の参考にしますとかであしらっとけばいい』などの指摘が続出。鷲見の“思わせぶり”な言葉が低評価の嵐につながったとする見解が多いですね」(テレビ誌ライター)
結局のところ、主に男性読者に買ってもらえるような作品にしたかったのか、「オシャレで品のある」ものにしたかったのかがブレブレな印象を与え、結果として、せっかく買ってくれた読者を落胆させることになってしまったのかもしれない。
(木村慎吾)