近年ではユニクロやイトーヨーカドー、イオンなども次々と安価でかわいいデザインのものを売り出している浴衣。夏に向けて、そろそろ用意しておきたいところですが、どんなものが良いのか迷っている人は、今年の流行と男子人気を押さえた次のようなものからチョイスしてみてはどうでしょうか。
浴衣も手がける某アパレルのデザイン部の女性と、巷の男性たちの協力のもと、ピックアップしたのが次の4タイプ。
■紺色に朝顔など「昔からの定番」浴衣
例年安定して売れているのが、紺地に白や淡い色の朝顔、梅、菊や桜などの花模様の浴衣だそうです。男子ウケがいいのもダントツ紺地で、「派手すぎず、しっとりした女性らしい魅力を感じる」(26歳・会社員)、「落ち着いた紺色の浴衣のほうが、肌の白さが目立つしキレイに見える」(28歳・会社員)との支持を受けています。
■矢絣(やがすり)など古典的でシャープな柄
最近若い女性にも人気になってきているのが、直線的な「矢絣」模様の浴衣。浴衣で大人っぽい魅力を出したい人にオススメだとか。男性からの声はこう。
「シックな色合いでシンプルなものを着こなしている女性は、着慣れている感じがあって素敵」(31歳・会社員)
■レトロポップな個性柄
定番の色柄の浴衣をすでに1着持っているなら、もう1着は個性で勝負するのもアリだとか。ここ数年は、レトロポップで個性的な色柄のものも人気だそうで、「ビビッドな色を多用して、大きくてインパクトのある水玉模様や、ポップなデザインの花をあしらった浴衣は人気。『レトロポップ』『昭和モダン』といったキーワードで浴衣を探す女性も多いんです」とデザイナー。
ただし、男子ウケは微妙なところでもあり、こんなところが注意点になるそう。
「ド派手な浴衣に、変な帽子を被ってきた女の子がいたんだけど、浴衣なら帽子はやめてほしい。オシャレなのかもしれないけど、浴衣女子の良さが半減する」(27歳・会社員)、「小物まですべて個性的に決められると、一緒に歩くのはちょっとつらい」(24歳・アルバイト)。デートに限っては、浴衣が個性的なら帯や小物、髪型などはシンプルにまとめるのが良さそうですね。
■淡く優しい色合いに同系色の古典柄
今年は「はんなり」もキーワードになるとデザイナー。柄のインパクトは控えめに、淡いピンク地の上には少し濃い色のピンクの花柄、淡い水色地なら青や紺などの花柄というように、同系色の色でまとめた花柄がいいとのこと。いわば上品で優しく「はんなり」したイメージの浴衣。男性からも、「女性らしさがあるパステルカラーだけど、派手すぎないのがいい」(21歳・大学生)、「かわいらしさとおしとやかさが両方出るというバランスが大事。守ってあげたくなる感じがする」(26歳・会社員)
ぜひ参考にして、かわいい浴衣をお祭りや花火大会に着ていきましょう。