俳優・鈴木亮平が主演を務める日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)の最終回が9月12日に放送され、世帯平均視聴率19.5%の高視聴率をマーク。有終の美を飾り、早くも「続編」や「映画化」を望む声がSNSには寄せられている。
「今作は、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、奮闘する救命救急チーム“TOKYO MER”の活躍を描く医療ドラマ。最終回では、最愛の妹・涼香(佐藤栞里)を亡くし、失意のどん底に沈むチーフドクターの喜多見幸太(鈴木)。そんな中、都内各所でテロリストのエリオット・椿(城田優)による同時爆破テロが発生。すでに審査会でTOKYO MERの解散が決定していたものの、責任者で病床にある東京都知事・赤塚梓(石田ゆり子)の必死の願いを聞き入れた厚労大臣の白金眞理子(渡辺真起子)が、これまでの意見を撤回してMERを正式に許可。新たな爆発が起こる中、幸太も現場に急行する展開でした」(芸能ライター)
公安刑事の月島(稲盛いずみ)によって撃たれたテロリストのエリオット・椿をMERの中で緊急オペを行なって命を救う場面では、視聴者も大興奮。SNSでは「最初から最後まで大号泣だった」「尊敬しかなかった」といったコメントが躍る中、「続編希望」がツイッターのトレンドワードに上がることに。
2014年の朝ドラ「花子とアン」(NHK)でヒロイン・吉高由里子の相手役を務め注目を集めた鈴木は、2018年には大河ドラマ「西郷どん」(NHK)で主演。今回、日曜劇場でも大役を務め、まさに国民的俳優と言えるだろう。そんな鈴木には、さらなる野望があるという。
「鈴木は高校1年の時、アメリカのオクラホマ州に留学。大自然の中で動物に囲まれ、濃い1年を過ごしました。今年4月に配信された『朝日新聞EduA』では、この留学がきっかけとなって本格的に俳優を目指すようになり、『海外の作品に出られるような俳優になれば、アジア人の存在感をもっと高められるかもしれない』と思うようになったと発言しています」(女性誌記者)
演技力も高く評価され、英語も堪能な鈴木に、海外進出のチャンスは訪れるのか。
(窪田史朗)