9月14日発売の「週刊女性」が、木村拓哉主演ドラマ「教場」(フジテレビ系)の連続ドラマ化計画について報じた。同ドラマは、連続モノとして今年の秋に放送予定だったものの、計画が頓挫したという。
「警察学校を舞台にしたドラマ『教場』は、20年と21年に新春スペシャルとして放送され、いずれも高視聴率を記録しました。記事によるとフジは、SP版がヒットしたことで、今年の10月から連ドラ化を狙っていたものの、木村のスケジュールの都合で頓挫したのだとか。木村は今年、『Hulu』で配信される海外ドラマの撮影に参加したほか、秋からは時代劇映画の撮影にも入るとのこと。そのためフジは、『教場』の連ドラをあきらめざるをえなかったようです」(テレビ誌記者)
そんな「教場」の連ドラは当初、木曜22時枠を予定していたとのこと。しかし計画が中止されたことで急遽、江口のりこが主演を務めるドラマ「SUPER RICH」の放送が決まったようだ。
今回の「教場」続編計画の白紙に関して、ファンからは「早く続編が見たい!」と悲しむ声があがる一方、安堵する声も飛び交っているという。
「フジの木曜枠といえば、かつては『白い巨塔』など重厚な作品を放送して話題を集めてきました。しかし、近年はヒット作に恵まれず、視聴率1ケタが当たり前という状況になっています。それだけに、いくら木村といえども数字が下がってしまう可能性があるため、ファンからは『木10枠ならやらなくて正解かも』『キムタクと言ったら月9でしょ! なんで木10?』などと、計画頓挫に対し安堵する声もあがっています。また、連ドラ化した場合、内容が間延びする可能性もあるため、これまで通りスペシャル版での続編を望む意見も多いようです」(前出・テレビ誌記者)
連ドラ版では、木村演じる主人公の過去にさかのぼる「エビソード0」が放送される予定だったという「教場」。果たして、いつかその企画が陽の目を見る日はやってくるのだろうか。