歌手・和田アキ子の新曲MVがYouTubeで300万回を突破したことが9月21日、ニュースサイト「女性自身」が報じられた。6年振りに紅白復活の期待も高まってきた?
同記事によると、和田が9月2日に配信リリースした新曲「YONA YONA DANCE」がBillboardが発表したTikTok週間ランキング(9月6日~9月12日)で14位にランクイン。和田の公式YouTubeチャンネルで公開された、全編イラストで構成されたMVも21日18時の時点で300万回を超えるほどバズっているという。
曲はサビで何度も繰り返されるフレーズ「踊らにゃ損」が印象的なアップテンポでダンサブルな楽曲。プロデュースしたのは若者の間で人気の4人組バンドのフレデリックだ。
和田は05年にも音楽ユニットm-floとコラボして「HEY!」を発表。当時のオリコンシングルチャートでトップ10に入るほどのヒットとなり、その年の「NHK紅白歌合戦」は「m-flo loves Akiko Wada」名義で白組から出場した実績がある。和田は16年に“落選”して以降、紅白から遠ざかっているが「紅白復活」を期待する声が相次いでいるという。
ネットでも《紅白出場文句なしと言えるほどに新曲が大ヒットするようであればいいんじゃないの? 紅白落選したのは、その年にヒットした曲がなかったからというだけの話》《紅白出場云々は置いておいて、フレデリック節全開のギターサウンドに和田アキ子のヴォーカルが乗るという異色コラボはなかなか面白いと思いますね》《この曲は耳に残るよね。それと若い子にも知ってもらおうとしていて素直に嬉しいと思っているのはいいことでは?》など好意的な意見が書き込まれている。
「和田は昨年12月に自身がMCを務める『アッコにおまかせ!』(TBS系)でK-POPアイドルグループNiziUの紅白出場決定に触れ『こういう言い方したらすごい変だけど、嫌味でも何でもなくね。昔、紅白に出させていただいた時、当時は紅白ってどんなに歌がヒットしてもその年は出られなかったの。明くる年じゃないと』『今の子って、デビューもしてないのに。どうなってるんだろうね、この基準は。変わってる、時代はね』と漏らしていました。今は流行のスピードが違うので基準が変化したのは仕方がないことですが、和田の言うとおりだと『YONA YONA DANCE』で出場できるのは来年ということになります。そうなるとブームも落ち着き出場の機会がなくなる可能性が大きい。和田自身はこれまで何度も紅白に未練があるような発言をしていますし、今年は大きなチャンスかもしれません」(芸能記者)
和田が過去に発言した“出場基準”が自らの足かせにならなければよいのだが。
(柏原廉)