AKB48の柏木由紀が9月22日放送のラジオ番組「アッパレやってまーす!」(MBS)に出演し、9月29日の放送をもって同番組を卒業することを発表した。
柏木は脊髄空洞症の治療により、6月17日放送回から同番組を欠席。この日は3カ月ぶりの出演となり、「超マジで元気になりました。首、全く痛くないです」「手術して腫瘍を取り除いたので、足の痺れとか後遺症的なものは超ゆっくり治っていくんで、(多少の痛みは)あるにはあるんですけど、日常生活はまあまあ」と良好な体調を強調すると、番組エンディングには「お知らせがあります」「あの~、まだ時間ありますよね? 5分ありますよね」と“あの騒動”をパロディし始めた。
同番組では昨年7月、当時レギュラーメンバーだったタレントの小倉優香(当時)が、エンディングで突如「ちょっと時間あるかな? あと1分?」などと切り出し、「朝早く起きて、夜早く寝るという生活をしていて、ラジオ(収録)が辛くなったので、辞めたいと事務所に言ったんですけど、3~4カ月話してくれないのでここで言います。辞めさせてください」と仰天告白。生放送中に番組降板をゲリラ直訴し、大きな波紋を呼んでいた。
そんな“小倉風”に口火を切った柏木は「あの~」ともったいぶる焦らしを見せつつ、「来週でこの『アッパレ水曜日』を卒業することになりました」と報告。続けて、「“卒業”なんで。(小倉の)『やめ~す』じゃないですよ」とイジると、共演したお笑いコンビ・アンガールズの田中卓志と山根良顕らは「大丈夫? (事務所に)言ってあるやつだよね?」「みんな納得してるやつね」とソワソワ。柏木は「大丈夫です。みんなにこやかじゃないですか」と返し、おそらくにこやかではなかったのであろう昨夏との違いをアピールした。
同番組の放送が深夜スタートということで、ケンドーコバヤシから「柏木さん、今、朝早いもんね」と振られた柏木は「マジで21時とかに寝てます」と告白。ここでも小倉騒動を彷彿とさせたが、「それが理由じゃないですけど、来週で卒業することになりました」と説明していた。
「きっちりと関係者に報告したうえでの卒業ということで、ネット上には『最後までしっかりとお仕事お疲れ様でした』『寂しすぎるな』『今まで本当によくやってきたと思う』との反響があり、ユーモアを交えた発表方法にも『イジり倒しやな笑』『この人面白いわ』『3人の芸人とやりあえる有能アイドル』『今後、当番組の女性メンバー卒業のたびにネタにされそうだな』などと面白がる声が寄せられました」(芸能ライター)
波紋を広げた現・小倉ゆうか。そして、それをネタにした柏木。卒業後もそれぞれの道で、ファンを喜ばせてほしいものだ。