パワハラにセクハラ、スメハラ、モラハラ、マタハラなど、少しでも相手の気に障るようなことをすれば、すぐにハラスメントの加害者に仕立て上げられてしまう時代です。
こんな時代にあっては、職場の異性を気軽に食事に誘うことすら難しいですよね。とくに、男性はハラスメントを非常に恐れているため、自分から積極的にアプローチができなくなっています。だからこそ、女性から動かなければ職場恋愛は成就しないのです。では、職場に気になる男性がいた場合、どのようにアプローチするのがよいのでしょうか。
■まずは挨拶から
人間関係の基本は、何といっても挨拶です。職場で気になる男性ができたら、まずは毎日笑顔で挨拶するところから始めましょう。そしてこの挨拶によって距離を縮めつつ、相手の本心を探っていくのです。もし少しでも脈があるなら、相手からも積極的に挨拶をしてくれるようになるはずです。そうなったら、次は一言二言と会話を増やしていきましょう。
■仕事を手伝う
会話がスムーズに進むようになったのなら、次は社内で同じ作業ができる時間を作ります。相手が困っていそうな場面に遭遇したら、すぐにお手伝いを申し出てください。断られたとしても、「親切な人だな」「優しいな」という印象を持ってもらえればOKです。お手伝いをし合う仲になれたら、その後の関係もスムーズに進展しますよ。
■自然な形で2人きりになる
何度か仕事を手伝ったり、手伝ってもらったりしていれば、いつかは2人きりで話せるシチュエーションが出てくるはず。その機を逃さずに、少しプライベートな話を持ち掛けてみてください。そして雰囲気がよさそうだったら、2人での食事に誘ってしまいましょう。「いつも手伝いをしてくれるお礼」「仕事で相談をしたいことがある」などを理由にすれば、承諾してもらいやすいですよ。
職場恋愛では、2人きりで会う関係になれるかどうかが勝負です。そこまでの過程は少し時間がかかっても、じっくりと進めていきましょう。仕事抜きで会えるようになれば、交際は間近ですよ。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。