女優・杉咲花が主演する水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(日本テレビ系)の第1話が10月6日に放送され、弱視のヒロインを演じる杉咲の演技に早くも注目が集まっている。
「このドラマは、WEB連載で閲覧数累計2000万PVを突破したうおやま氏の『ヤンキー君と白杖ガール』が原作。勝気だけど恋には臆病な盲学校の少女・赤座ユキコ(杉咲)と、喧嘩上等だけど根は純粋なヤンキー・黒川森生(杉野遥亮)が運命の出会いをして惹かれあっていく、笑って泣けて時々ハッとするラブコメディ。第1話では、いつものように白い杖をついて学校に向かうユキコが、点字ブロックの上で話し込むヤンキーの男たちに遭遇。『どいてほしい』と頼むも、森生に杖をつかまれたユキコは、反射的に森生の股間を蹴り上げるのです」(テレビ誌ライター)
弱視のヒロイン・ユキコを演じる杉咲花に、ネットでは「弱視の演技、すごく難しいだろうに、すっと入ってきてしまった。杉咲花すごすぎるよ」「花ちゃんの絶妙な演技が上手すぎる」「さすがおちょやんを務め上げただけあって余裕の演技だわ」など、絶賛のコメントが多数書き込まれている。
「実際に杉咲は、弱視の方たちに会って話をするうちに『目が合っているように感じる瞬間がたくさんある』と感じ、質問すると『(弱視の方が)相手の目の位置を予感して、そこから視線を外さないようにしていることを心がけている』、さらに相手が動いた時は『どのくらいのスピードで目を追えるかなど、日々探りながらお芝居をしている』と取材などで答えています。朝ドラ『おちょやん』でヒロインを演じ、演技力の高さはすでに折り紙つき。今作も話題を呼びそうです」(女性誌記者)
しかし、杉咲には演技力の高さゆえの悩みもある。
「杉咲は、5月7日に『あさイチ』(NHK)に出演。その際、やってみたいジャンルを聞かれ、『大人のラブストーリーがやりたい』と答えていました。しかし、演技力が高すぎるゆえ、杉咲には本人の意思とは関係なく、今回のようなハードルの高い役柄がきてしまう。女優としてやりがいはありますが、難しいところです」(前出・女性誌記者)
杉咲はまだ24歳になったばかり。いずれは、大人のラブストーリーにも挑戦してほしいものだ。
(窪田史朗)