英語の試験といえばTOEIC(トーイック)とTOEFL(トーフル)がありますが、どのような違いがあるか分かりますか?
TOEICは「Test Of English for International Communication」の頭文字をとったもの。「聞く」・「読む」技能を中心とした「TOEIC Listening & Reading Test」と「話す」・「書く」技能を中心とした「TOEIC Speaking & Writing Tests」の2種類があります。仕事や日常生活のコミュニケーション能力を幅広く測定するテストとして位置付けられています。
TOEFLは一般的に「TOEFL iBTテスト」のことを指します。世界130ヵ国9,000以上の大学や機関に認められていて、留学に役立つ英語試験とされています。
TOEICは、主に日本国内では就職試験に使われ、TOEFLは留学希望者が留学先に判断される指標となっています。
試験の傾向で比較すると、TOEICの場合はビジネスシーンや日常生活に関するテーマが多いので、まさに日常で役立つ英語力を問われます。一方、TOEFLでは学術的な話、また大学での講義に関する内容が多いため、まさに留学志望者に適しているようです。
どちらも7割以上のスコアを狙うなら、相当の努力が必要となる難しい試験であり、簡単には高スコアは出せないと覚えておきましょう。