テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が、10月6日深夜放送のラジオ「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」でお笑いコンビ・はんにゃの金田哲の演技を絶賛した。
佐久間氏は10月15日から公開される映画「燃えよ剣」を試写会で一足早く鑑賞したことを報告。同作は幕末に活動した新選組の栄光と没落を描いており、出演者も主演の岡田准一を筆頭に鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明など豪華キャスト。その中で金田は隊員の1人、藤堂平助役として出演している。佐久間氏は劇中の金田について「超カッコイイ」「金田の藤堂平助、めちゃくちゃいいからね、ほんとにマジで」と絶賛。その理由として藤堂平助の「直情型で、人を斬ることにためらいがない感じ。先輩とケンカしたら殴っちゃいそうなところ」を金田の演技で「ちゃんと落とし込まれている」ことを挙げた。
さらに「アイツは剣道をやっていることも役柄に合っていて」と金田の剣道三段の腕前も役に反映されていることを評価した。
ネットでは《この人はなんでテレビ出なくなったの?》《イケメン枠だったよね。いつの間にか消えてたわ》《この人調子に乗りすぎで消えたんでしょ》など、金田がいつの間にかお茶の間から姿を消していたことを指摘する声が続出。
「金田はお笑いコンビ・はんにゃとして09年に『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)への出演をきっかけにブレイク。絶頂期にはレギュラー番組と出演CMは各10本と超売れっ子でした。しかし、約3年後には仕事が減少。その理由は芸人の中でも1、2を争う金田の遅刻癖だったとか。多忙なスケジュールをこなす中、酒も好きなため、飲むと起きられず遅刻を繰り返すという悪循環を繰り返し、関西圏の劇場はすべて出禁、テレビでも観る機会が激減しました。金田はドラマや映画の出演経験は数えるほどしかありませんが、17年に黒島結菜主演のドラマ『アシガール』に出演した際も劇中で見事な殺陣を披露していました」(芸能記者)
得意の剣道を生かして今後は時代劇に活路が開けるか。
(柏原廉)