タレントの井上咲楽が10月13日放送の「週末極楽旅」(BS日テレ)に出演し、お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次から受けた30分もの“ガチ説教”を振り返った。
「噂の真相!全部聞きますSP」と銘打たれたこの日の放送で、井上は昨年12月にバラエティ番組の企画でトレードマークの太い眉毛をカットしたイメージチェンジを振り返り、「中途半端に知られてるのが凄いどうしようって悩んでて、なんか起爆剤になったらいいなと思って眉毛を剃るっていうことをしました」と知名度を上げる狙いがあったと説明。続けて、「絶対剃ったほうがいいっていろんな人から言われました」「剃ってよかったです」と自身の決断を後悔していないという。
しかし、加藤はそのイメチェンにはあまり賛成していなかったようで、「俺はずっと剃るなって言ってた」とポツリ。井上が「加藤さんは、私が初めて髪の毛を染めた時にもすごい怒ったんですよ。収録が始まる前、30分ぐらい立ったまま怒られてました」と“狂犬”として知られる加藤からのガチ説教を打ち明けると、加藤は「髪も黒い、眉毛もボーボーのそのキャラを大事にしてくださいってことだったの、俺は」と井上への強い思いを説明した。
さらに加藤は説教時の様子について「『てめえ、何髪染めて調子乗ってんだ』って。すごい怒ったよね。俺の楽屋あいさつに来た時にずっとドアの前に立たせて」と回顧。並々ならぬ熱意で自らのキャラを模索してくれた先輩の指導に対し、井上は「東京のお父さんです、ほんとに」と感謝しているようだ。
「加藤の指摘する通り、太くて濃い眉毛は強烈なインパクトを放ち、井上にとって大きな武器ではあったものの、カット後にはネットでも『めちゃくちゃ可愛くて綺麗な女性になってる』『眉毛、絶対こっちのほうがいい』と支持する声が殺到。また、髪染めについても、『そもそも加藤さんが口を出すことでもないような気がする』との指摘があったほか、30分間立たせる“ガチ説教”にも『単なるパワハラ』『女性タレントに関して何がわかるんだろう』『加藤は感情的、高圧的な感じなので好きになれない。昭和の親父って感じで暑苦しい』『アドバイス? 余計なお世話でしょう』『どれだけ本人がフォローしてもダメな案件』『30分説教はちょっとやり過ぎかもね』などの声が出ています。
これまで加藤は、お笑いコンビ・おぎやはぎの2人にキャラを立たせるために黒縁メガネをかけさせ、ロンドンブーツ1号2号・田村亮には黒髪から金髪への変更を指示。ペナルティのワッキーにはモジャモジャの胸毛を『どんどん出していけ』とアドバイス。主に“毛”と“色合い”に関する指南が多く、井上のゲジ眉や髪染めも加藤にとっては見過ごせない要素だったのかもしれません」(テレビ誌ライター)
とはいえ、お笑いタレントとは異なり、22歳と若い女性タレントである井上の場合は、やはり垢抜けたポイントを作ることが人気拡大の大きな決め手になったようだ。
(木村慎吾)