小栗旬主演ドラマ「日本沈没‐希望のひと‐」(TBS系)の第2話が10月17日に放送され、平均視聴率は初回の15.8%からわずか0.1ポイント下げの15.7%だった。
「初回は、新ドラマの期待値とご祝儀ポイントで高く、第2話からの平均視聴率が視聴者獲得の数字と言われています。2話もほとんど下がらなかったところを見ると、初回視聴者で確実に視聴者のハートをつかんだのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
第2話は、田所博士(香川照之)の予測通り、日之島が沈んだのを目の当たりにしても、地球物理学の最高権威・世良教授(國村隼)は海底の異変を認めず、それどころか、調査に協力してくれた海上保安庁のデータまで改ざんしていた。
それが、環境省の天海啓示(小栗旬)と経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)によって明らかになると、日本未来推進会議のメンバーの世良教授に対する態度が一転する。
視聴者の感想としては「香川さん、國村さんの演技に圧倒される」「『一割の可能性のために、危機に怯え、日本の全てを台なしにするのか』という世良教授の静かで凄みのあるセリフにジーンときた」など、脇を固めるベテラン俳優の演技が高く評価されているようだ。
過去に映画化、ドラマ化、アニメ版もあった今作。2021年の今作では、どんな結末になるのか、視聴者の興味は尽きないようだ。