お笑いコンビ・EXITの兼近大樹とりんたろー。が10月17日にコンビのYouTubeチャンネル「EXIT Charannel」を更新。人間ドックを受けた結果、「突然死」のリスクがあることが判明したという。
2人は15日にアップした動画で人生初の人間ドックでの健診を体験。2日が経過したこの日、「衝撃の結果発表。どちらかに死の危険性あり!?」と題した動画を公開し、心電図検査の結果、兼近に「ブルガダ症候群」の可能性があることがわかった。
このブルガダ症候群に関し、動画では「ブルガダ兄弟によって報告された、発作が起こると心室細動(心臓が細かく震え、規則的な拍動を失うことで、全身に血液を送れなくなる状態)になる疾患」との説明が付され、リモート出演した医師も、不整脈をもたらすリスクがあり、「心臓突然死につながる可能性がある」とコメント。これには2人も驚きを隠せず、画面には「インパクトヒュイゴー」とのテロップも表示されたが、実際に兼近には心臓に関する気になる兆候があることも発覚。医師から「日中活動していて、急にフワッとしたとか、ちょっと失神みたいな感じを繰り返したことはないですか?」と聞かれ、兼近は「めちゃくちゃありますよ。てか、1日1回くらいある」とし、「フワッて前が見えなくなって、風呂場の平場のところでたまに寝てます」と説明。また、心臓に痛みを感じることもあるという。
すでに本人に自覚症状が出ていることもわかり、医師はなるべく早く精密検査を行うことを強く推奨。仮にブルガダ症候群だった場合には、突然死のリスクを回避するため、医師も相談に乗ることを約束するほどだった。
「中年の男性に多く、1000人に1人が発症するとされるブルガダ症候群の可能性があると伝えられ、さすがのりんだろー。も『笑えないな』とあ然。コメント欄には『人間ドックに行ってくれてよかった』『かねちーは思い当たることがあったんだね。病院に行って無理はしないで休んでほしいです』『自覚症状があるのに忙しい仕事をこなしていたかと思うと心が痛くなります』などと兼近の体調を心配する声であふれています。
また、ネットでは『自分も健康診断でブルガダ症候群が判明して除細動器を植え込みました。失神の兆候が出ているのはちょっと気になりますね』『本当にブルガダなら今わかったのがラッキーだと思ってしっかり精密検査して!』『私もブルガダ症候群でタイプ1です。まずはカテーテルの誘発検査を行い、心室細動が誘発されるようならばICDを入れることを強く勧めます』など、兼近と似た境遇にいるユーザーからの書き込みも多く、ICD(植込み型除細動器)の導入を求める声が散見。最悪の事態が起きる前に行動するべきという指摘が相次いでいます」(テレビ誌ライター)
2人にとって「インパクトヒュイゴー」レベルではない衝撃回となり、一刻も早い精密検査の結果が待たれるところである。
(木村慎吾)