女優・高岡早紀が11月1日放送の「帰れマンデー見っけ隊!!3時間SP」(テレビ朝日系)に出演し、自身の芸能界デビューのきっかけを「お金」だと明かした。
お笑いコンビ・サンドウィッチマン、おいでやすこがらと埼玉県・嵐山渓谷でのバス旅を満喫した高岡。途中、伊達みきおから芸能界入りした理由を聞かれると、業界での仕事に特別関心があったわけではなかったものの、「お金が欲しくて」と説明。これに伊達が「金か! 動機が不純だった」と突っ込むと、こがけんも「海賊みたいなこと言ってる」と反応していた。
高岡はお金を必要としていた当時の背景にクラシックバレエへの熱があったと回想。「バレエをやっていて、その留学資金が欲しかった」とのことで、偶然にも高級革靴メーカー「madras(マドラス)」主催のオーディションコンテストの存在を聞きつけ、その優勝賞金が「500万円だった」のだとか。
当時14歳の高岡はこの500万円を目当てにコンテストに参加したところ、総勢4600人もの応募者を抑えて見事にグランプリを獲得。同社のCMに出演し、トントン拍子で芸能界での華やかな活躍が始まった。
伊達から「こっちの世界で忙しくなっちゃったから、留学できてないんですか?」と聞かれると、高岡は「そう。結果、(芸能活動を)長くやってるからよかったのかも」と、もともとは本意ではなかったという女優人生を振り返った。
「こがけんも思わず“まるで海賊”と唸ったように、バレエ留学に必要な資金を狙い打ちし、みごとコンテスト賞金の500万円をゲットするに至った高岡。しかし、芸能界が彼女を放っておかず、その後は歌手、女優と次々に仕事が舞い込み、圧倒的な美貌とオーラで世の男性を魅了し続けました。
そんな高岡のシンデレラストーリーや、もともとはお金が欲しかったという正直な動機が明かされると、ネットでは『これこそ成功者』『たまたま見つけたオーディションに参加して、それでしっかりグランプリ取っちゃうんだからすごいよね』『才能がずば抜けてたんでしょう』『さすがですね』『普通の人はそこでグランプリなんて獲れないんですよ』『正直な理由で好感持てました』などの反応や、『芸能界入ってなかったらどんな人生送ってたんだろう。美人すぎて想像つかない』とする声も出ています」(芸能ライター)
なお、タレントの中居正広は10月31日放送の「中居正広のただただ話すダーケ」(テレビ東京)の中で、同学年かつ同郷の高岡に関し、「中学1年の時、僕はまだジャニーズじゃなかったけど、早紀ちゃんはもう‥‥」と、当時から地元では有名な美少女だったと説明。「隣の中学、高岡早紀いるよ」といった噂話も出回っていたとし、「そこら辺の間では本当に有名だった」という。
やはり、遅かれ早かれ、大女優・高岡早紀は誕生する運命だったのかもしれない。
(木村慎吾)