昨年3月に亡くなった志村けんさんの半生を描くドラマ「志村けんとドリフの大爆笑物語」(フジテレビ系)で、主演を務める山田裕貴の脇を固めるドリフターズのメンバーが11月10日に発表され、加藤茶を演じる勝地涼を巡って大きな反響が巻き起こっている。
この日、ドリフのリーダー・いかりや長介役を遠藤憲一、そして加藤茶役に勝地涼、高木ブー役に加治将樹、仲本工事役に松本岳が演じることが発表された。ドラマの脚本・演出を手掛けるのは、ヒットドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)や映画「銀魂」シリーズなど数々のコメディ作品を手掛けてきた福田雄一氏。志村けんを演じる山田を始めとするメンバー全員による「ドリフ大爆笑のテーマ」「ドリフのズンドコ節」や、懐かしの名作コントにも注目が集まっている。
「加藤茶の配役については、ドラマの放送が決定した直後から若かりし頃の加藤の顔立ちが菅田将暉に似ていることから“菅田確定”の声が上がっていました。そのため、配役が発表されると『菅田将暉にやらせろって何度言ったらわかるんだ』『菅田将暉じゃないのか‥‥残念』『菅田将暉の加藤茶見たかったなぁ』と残念がる声の一方で、『勝地涼くんのカトちゃんの役か。ハマり役の予感』『勝地涼さんらしい加藤茶さんを演じてもらえると期待です』など、勝地でよしとする声も上がっています」(芸能ライター)
勝地自身、今回の加藤茶役について「今回のお話をいただいた時は、とにかくテンションが上がりました。(中略)僕自身、加藤さんが大好きなので、ぜひやりたいと思いました。撮影中は、山田君となるべく一緒に過ごすようにして、その時間を大事にしようと心がけました」と、意気込みを語っている。
「勝地は、福田雄一作品はもとより、宮藤官九郎が脚本を手掛けた朝ドラ『あまちゃん』(NHK)で演じた“前髪クネ男”など、コメディでもしっかり爪痕を残してきました。端正な二枚目でなおかつ三の線もできる勝地涼は、うってつけではないでしょうか」(女性誌記者)
果たして、結果やいかに。
(窪田史朗)