ドラマ「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」(NHK)でお笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹の姉・渡辺江里子役を演じている女優の木村多江が11月9日、自身のインスタグラムを更新。第1話の放送を終えて、現在の心境をつづった。
木村は役になりきった姿のままで野菜の豆苗に寄り添うカットや妹・木村美穂役の安藤玉恵らとの集合カットをアップ。コメント欄には「ご覧いただきありがとうございました。批判覚悟でしたがとりあえず私には聞こえてこないのでホッ」と安堵した様子を見せた。
インスタグラムのフォロワーからは《2人とも凄く上手に演じてるのを見て、流石と感じてます》《木村多江さん阿佐ヶ谷姉妹に、似てますね》《お2人とも、ふとした表情や仕草の中に阿佐ヶ谷姉妹の特徴が現れてとても楽しかったです》など演技に絶賛の声が殺到。
「ドラマの制作と配役が発表されたのは今年9月でしたが、当時、木村や安藤のキャスティングについては《本物よりだいぶ美化されてる》《阿佐ヶ谷姉妹の上位互換》といった指摘が多数ありました。木村はおそらくそういう声を耳にしていて『女優がコスプレしているだけ』といった批判が来るのを恐れていたのでしょう。
木村は11月2日発売の『週刊女性』でのインタビューでもオファーが来た時のことを『最初はピンとこなかったけど、よくよく考えたらネタもやるし大変なことになったぞ、と。阿佐ヶ谷姉妹さんについての情報量はテレビを見ている方たちと同じなので、演じられるのかとても不安になりました』と明かしています。ほかにも木村は容姿についても研究し、髪型は本物よりもあえて長めにしたり、メガネもいろいろと試した結果、理想の“魔法のメガネ”を見つけ出したとのこと。妥協しない役作りが絶賛の声につながったのでしょう」(芸能記者)
初回から上々の滑り出しとなった本ドラマ。今後の放送が楽しみだ。
(柏原廉)