お笑いコンビ・千鳥の大悟とノブが11月14日放送のTBSラジオ「川島明のねごと」に出演し、番組パーソナリティを務める麒麟・川島明の多忙ぶりに言及した。
現在11本のレギュラー&準レギュラー番組を抱え、今春スタートの情報帯番組「ラヴィット!」(TBS系)ではMCという大役を担う川島。超多忙なスケジュールをこなしており、ノブは「川島さんはすごいよね、本当」「働きまくりますね」と驚きの声。大悟も「何をしようとしよん? ホンマに」とあまりの稼働に半ば呆れ気味で質問すると、川島は笑いながら「それは千鳥やろ」と反論。千鳥もまた10本のレギュラー番組を持ち、しかもそのほとんどが冠番組。両者ともに現在の吉本興業を牽引する大ブレイクを見せているが、ノブは「俺らより全然凄いですよ。稼働数で言ったら。帯やって、今までのバラエティ全部やって、音楽番組やって、競馬番組やって。それでこのラジオもやってるでしょ」と、川島の幅広いジャンルでの活躍に舌を巻いた。さらにノブは「もう、あなたがメディアなんですよ。メディアって(辞書で)引いたら、川島明って出る」と表現。しかし、川島は「違いますよ。たまたま今までお仕事いただいてて、そこに帯が入っただけ。夜なんか別に19時以降働いてないですから」と謙虚な姿勢を崩さなかった。
「互いにその多忙ぶりをツッコミ合った千鳥と川島ですが、番組の調査・分析などを行う『M Data』が今年7月に発表した『2021年上半期テレビ番組出演ランキング』の男性部門によれば、川島は287回もの出演回数で7位にランクイン。昨年下半期の182回から100以上もアップする上昇をぶりでしたが、一方のノブも284回で9位に位置し、ほぼ互角のバトルを展開。しかし、ノブの場合は昨年の下半期にも254回という数字を叩き出しており、より長期的に“フル稼働”が続いているのはノブという結果でした。
いずれにしても、この3人は圧巻の超多忙スケジュールをこなしていますが、ネットでは川島の働き詰めな日々に対し、『確かにラヴィットは川島くんでないと成立しなかった。ホントに凄い人だと思う』『いやホントに最近の川島さんは凄い。実力があるからこそだとは思うけど、それにしてもどんなスケジュールになってるんだろうと思うレベル』『最近ちょっと不安になる。消耗してるのをうっすら感じる。ゆっくり休ませてあげたい』『朝、しんどいんだろうなぁ。体を壊さないようにご自愛ください』などと称賛と心配の声が集まっています」(芸能ライター)
麒麟といえば、2007年に相方・田村裕が自伝「ホームレス中学生」を発表し、200万部以上を売り上げる大ヒットを記録。映画やドラマ、漫画化がなされる社会現象となった陰で、川島の存在感は薄れていった。
しかし、現在では完全にコンビ間の格差は大逆転し、川島は売れっ子芸人にまで昇格。日々の体調のケアに注意しつつ、“川島フィーバー”を満喫してほしいところである。
(木村慎吾)