女優・吉高由里子が主演を務める金曜ドラマ「最愛」(TBS系)の第5話が11月12日に放送され、「最愛、神回だった。ボロ泣き」「泣きました。震えました。神回でした」などの声がSNS上に寄せられた。
殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(吉高)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平)、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。第5話のラストでは、それぞれが最愛の人を思いあったゆえの展開に胸を打たれた視聴者が続出。梨央の弟・優(高橋文哉)が2つの事件について「自分がやった」と告白するも、致命傷を負わせた犯人は別にいるとする意見が。ネット上では犯人探しがますますヒートアップしている。
そんな中、田中みな実演じるフリーランスのノンフィクションライター・橘しおりの素性にも大きな注目が集まっているようだ。
「大手新聞記者時代は、梨央の母・梓(薬師丸ひろ子)率いる真田グループとの関係も良好だったが、現在は真田グループの闇を追う橘。彼女の母校・法都大学は大輝(松下)の母校・白山大学と駅伝で争うライバル関係にあり、橘が休学していた1年の間に事件が起きていることからも事件との関連性を指摘する声が。事件が起こった嵐の夜、失踪事件を起こす大学院生の渡辺が参加していた男子寮のパーティに陸上部女子のマネージャーとともにスウェット姿の女性がおり、“この女性が橘ではないか”との推測も、ネット上に寄せられています」(芸能ライター)
橘を演じる田中は、艶気を封印。低い声で話す“やさぐれ演技”に、当初は「似合わない」「1人だけ不自然」などの声があったが、ここにきて俄然、注目度がアップしている。
「第5話では殴打の上に簀巻きにされ、車の荷台に放り込まれるのですが、迫真の演技を見せています。今回の橘役で、女優としてさらに高い評価を得るのではないでしょうか」(女性誌記者)
女優・田中みな実の代表作が、また1つ増えることになりそうだ。
(窪田史朗)