小松左京による不朽の名作「日本沈没」が原作の日曜劇場「日本沈没‐希望のひと‐」(TBS系)。小栗旬演じる環境省の役人・天海啓示と、彼を取り巻く人々が“日本沈没”という未曾有の危機に立ち向かう姿を描いたこの物語。11月14日に放送された第5話では、恐れていた関東沈没が始まり、沿岸部にいた天海と新聞記者・椎名(杏)も被害を受けることに。
地震により崩れゆくビル群から命辛々に逃げ延びた2人だが、天海は路面に走った亀裂にはまり頭にケガを負ってしまう。さらに彼らのもとには天海の妻・香織(比嘉愛未)と娘の茜、椎名の母・和子(宮崎美子)らが乗った避難バスが、トンネル崩落事故に巻き込まれたという情報が。天海と椎名は家族の生存を信じて捜索に向かう。
天海は離れ離れとなった愛娘・茜を探そうと必死に手掛りを求めてさまようが、ここで、視聴者からあるツッコミが寄せられているのだとか。
「天海の頭部には包帯が巻かれていたのですが、なぜか不自然に垂れた前髪が。ネット上では『小栗旬の包帯から出る前髪が気になって眠れなさそう』『包帯からでてるチョロ毛が気になる』ほか、前髪に対するコメントが数多く寄せられたのです。
実は2010年公開の映画『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』に、小栗は警視庁の刑事・鳥飼誠一役で出演した際、ノートパソコンの爆発によって負傷。包帯を巻き左目にもガーゼを当てた痛々しい姿になった小栗に対して、当時『小栗旬包帯で、何となく包帯萌えの心理がわかった気がする』『頭に巻いた包帯といい、目のところのガーゼといいファンのツボを射抜いてます』など“包帯好き”の人たちから大絶賛となりました」(女性誌記者)
物語や演技ではないところにも熱視線が送られた小栗。“包帯好き”にとっては永久保存版の神回だったのかもしれない。
(窪田史朗)