嵐・大野智主演ドラマ「世界一難しい恋」の最終回が6月15日に放送された。初回視聴率12.8%を大きく上回る16.0%を記録。最高視聴率は18.0%で、全10回の平均視聴率は12.8%だった。
15日早朝から大野はヒロインの波瑠と同局の番組をジャック。「ZIP!」「スッキリ!!」「PON!」「ヒルナンデス!」などの生放送で、番組宣伝をこなした。
「ドラマ出演者による放送開始前と最終回の番宣は今や当たり前になりました。ふだん情報番組やバラエティ番組ではお目にかかれない役者たちがこぞって出演。制作側にとっては旬の俳優をキャスティングできるうまみがあるし、ファンにとっては素の姿が見られるお楽しみの時間になっています。大野は嵐の冠番組では寡黙で通ってますし、生放送で積極的にしゃべる姿はまさにレアもの。かじりついて見るファンが多いんです」(テレビ誌記者)
「世界一難しい恋」のような好視聴率番組なら、現場の雰囲気がいいことからつい口も軽くなる。和気あいあいとした話もこぼれ出てくる。実際「スッキリ!!」では、こんな珍場面が飛び出した。
運転手役の杉本哲太がVTRで出演。現場で雨が多く、時には雪まで降ったため、自称雨男の大野が恐縮しまくった話を披露した。その後、杉本は大野に向かって、「大好きになっちゃいました。好きです。好きです。大好きです」と連発したのだ。突然のメッセージに目が点になり、「マジか!」と絶句する大野。その後も「告白、初めて言われましたよ」と戸惑いを隠せないままだった。
「御年50歳の杉本にとって『好き』という感情はいったいどういうものなのか。35歳の大野に対して、息子と錯覚するような親子愛を感じたのか。それともかつてバリバリの暴走族だった頃に感じたような、男が惚れてしまう男っぷりの良さを大野に感じたのか。杉本は結婚して2児のパパでもある。“そっち系”の噂はありません。寝耳に水の告白は謎のままです」(芸能ライター)
大野ファンにとっては、冗談で済ませられない状況だが、さて。
(塩勢知央)