タレントの中川翔子が11月22日、自身のツイッターを更新。YouTubeのレコメンド機能に対して悲痛の声をあげた。
中川は「YouTubeをなにげなく開くとなぜか、おすすめ?に猫を虐待しているようなサムネイルの動画がでてくるのが不快で悲しすぎる。どうにかならないのか? そんな動画を出せる状況もそんな人間がいる現状も、、」とツイート。ネットではこのツイートに対して《めちゃくちゃわかる。本当に無理。どうにかならないかなぁ。。。》《しょこたんってすごく猫が好きなイメージだからこれは本当にキツかっただろうなぁ》といった同情の声のほかに《YouTubeはAIが収集し、関係なく表示しますからね。自分も住宅の広告動画を誤って押してしまった後に住宅系の動画が乱発するようになりました》《本当にわかるわ。虐待動画とか迷惑系はYouTubeもアップロードできないようにしてほしい》などYouTubeのレコメンド機能に苦言を呈す声も。
また、その一方で《私もYouTubeでよく猫動画を見ますが、猫虐待動画というおぞましい動画なんて一度もおすすめに出たことはありませんよ。おすすめというのはその人が興味があると思われる動画をYouTube独自のアルゴリズムによって、表示されるといいます。これ以上は何も言いません》といった辛辣な声も見られた。
「中川は現在猫9匹と暮らすほどの猫好き。捨て猫の保護活動や保護猫カフェへの寄付なども10年以上続けています。YouTubeにはAIがユーザーの視聴傾向を独自のアルゴリズムで分析してオススメの動画を表示するレコメンド機能があり、ほとんどのユーザーがレコメンド動画を視聴しています。一説にはレコメンド動画の視聴が80%で検索による動画視聴は20%とも言われています。可愛い猫の動画を見ているぐらいなら虐待を想起させるような動画はレコメンドされないかもしれませんが、中川は上記のように捨て猫の保護活動にも熱心なので、それに関連した動画を見ていると、AIが誤った分析をして見たくない動画をオススメしてくる可能性もあります。
AIの精度が上がるか、過激な動画が削除されればよいのですが、今のところ見たくない動画のひとつひとつに『チャンネルをおすすめに表示しない』と設定するか、YouTubeに『通報』するかぐらいの方法しかなく抜本的な解決は難しい状況です」(芸能記者)
中川にとってはジレンマ以外の何者でもないだろう。
(柏原廉)