2025年に開催される大阪・関西万博の公式アンバサダーを務める男性デュオのコブクロが11月28日、「中之島ウィンターパーティー~Road to EXPO 2025~」に出席。そこで、大阪府の吉村洋文知事と大阪市の松井一郎市長から大阪万博のテーマソング制作を公開で依頼された。
コブクロの小渕健太郎と黒田俊介は大阪の路上ライブから始まったことで同地と縁が深い。同イベントでも「桜」「DOOR」「大阪SOUL」の3曲を披露し、会場を盛り上げた。その後の若宮健嗣万博相、吉村府知事、松井市長らとのトークイベントで、松井市長の「ぜひコブクロのお2人にやっていただきたい。大阪のストリートからスタートし世界のコブクロに。ストーリーは完璧」と公開依頼され、吉村府知事も「老若男女にわかりやすい歌を」と同調。若宮大臣も「決定ではないが」としつつも「もともとファン。個人としては(賛成)」と発言した。小渕も「小さい子から大人まで口ずさめる曲を作りたい」と意気込みを見せた。
しかしネットでは《不貞デュオもまだ需要あるんだね。》《国歌と不貞でイメージ悪くなっちゃった》《不貞と国歌やらかしの人》など批判が殺到。なかには《ウルフルズでよかったのに》《もうわかりやすく関ジャニ∞とかでいいんじゃない?》などほかのグループを推す声もあがった。
「テーマソング制作については、20年10月に行われた『1970年大阪万博50周年記念式典』でも松井市長はコブクロに『2025年の公式テーマソングをやっていただこう!』と発言しており、その頃から規定路線となったようです。
コブクロの2人は16年に小渕、今年5月に黒田の不貞がそれぞれ報じられ、以来、ことあるごとに《不貞デュオ》と揶揄されることになってしまいました。さらに19年9月に開催された陸上大会『マラソングランドチャンピオンシップ』で小渕が国歌独唱を行ったのですが、緊張のせいか歌い出しから高いキーのファルセットとなってしまい、音程が安定しないまま歌いきってしまったことからネットは騒然。《モスキート君が代》《珍しい鳥の鳴き声》などツッコミが相次ぎました。そういった経緯があるだけに、ネットでは国を挙げて行われる一大行事にコブクロが相応しいのかといった声、大舞台でまたやらかさないかといった懸念の声が多いのでしょう」(芸能記者)
万博の開催は25年。それまでにコブクロはマイナスイメージを払拭できるだろうか。
(柏原廉)