救急車を蹴り飛ばし車体をへこませたとして、器物損壊容疑で警視庁渋谷署に現行犯逮捕された鬼束ちひろ容疑者。11月28日、東京・恵比寿のパチンコ店に知人女性といた鬼束容疑者だったが、その知人が体調を崩したため救急車が駆けつけることに。ところが救急車を待つ間に鬼束容疑者は通行人から嫌味を言われたようで、翌29日放送の「めざまし8」(フジテレビ系)によると、鬼束容疑者は調べに対し「通行人に嫌みを言われて、パニックになって蹴ってしまった」と容疑を認めているという。番組のVTRに出演した目撃者の証言によると、救急隊員と思しき男性に対し鬼束容疑者が「触らないでよ!」と言って騒ぎになっていたとのこと。そのためか体調を崩した知人女性は到着した救急車には乗らず、追ってもう1台到着したほうの救急車で搬送されたのだとか。
「『日刊ゲンダイ』によると、鬼束容疑者は事件が起きた28日、薬物検査のため午後10時半過ぎに警視庁渋谷署から病院に向かったそうです。アルコールは検出されなかったと言いますから、シラフで救急車を蹴るほど怒りの感情を抑制することができなかったということ。ネット上では昨年5月28日放送の『アウト×デラックス』(フジテレビ系)にゲスト出演した鬼束容疑者が、自身のことを『人間界では生きにくい』と発言していたことを思い出した人が少なくないようです」(女性誌記者)
アルコールでも検出されていれば、世間も鬼束容疑者の犯行を少しは理解できたかもしれないのだが。