お笑いコンビ・霜降り明星が12月2日、公式YouTubeチャンネル「しもふりチューブ」を更新。粗品が給料の少なさを嘆いた。
動画は「粗品が給料にショックを受けています【霜降り明星】」というタイトルで更新。テレビ収録前の楽屋のイスに並んで座る粗品とせいやだったが、粗品が冒頭からため息。せいやが「元気ないね。今から漫才の仕事~! 元気出していけ~!」と鼓舞すると、粗品は「ちょっとねぇ、ずっと悩んでいることがあって。昨日それを見てからなんですけど」と切り出し、「給料が少ない!」と絶叫。
せいやは「めちゃめちゃ不満たまってるやつの楽屋」と苦笑しつつも「いやいや、少ななかったけどなあ」とつぶやくと、粗品は「少なかっただろ」と返しつつ「だってな、今年で言うと1月、2月3月ぐらいに過去最高みたいなあったやん。(今は)4分の1やで?」と反論。せいやは当時が「良すぎたんやろな」と振り返ると、粗品は「それで言うと別に不満はないんですよ。会社に『もっとくれ!』とかそういうことじゃないねん」としつつ、「未来に向けての配分がよぉ」と仕事の配分に対して不満を吐露。粗品によると本来収入の8割を占めるべきある分野の仕事が現状では2割で、2割に抑えるべき仕事が8割なのだという。
せいやは言わんとしてることはわかるとしつつ「(給料が安いのは)引かれてんちゃうん? 借金のやつで」と指摘。粗品はそれを認めつつ、「ゾンビみたいに働いてんのに、そのジャンルに関してはね。あっ、それだけでこれなんやとビックリしてんな、昨日明細見て」となおも不満を隠そうとしなかった。
粗品はせいやに「そこどう思ってる?」と聞くと、せいやは「いや俺すまん。めちゃくちゃ楽しいねん」と不満ゼロを告白。思わず手を叩いて爆笑する粗品に対してせいやはさらに「俺、金いらんねんなぁ」としつつも、「金をテーマに働き方、確かに考えなアカンかもな」と同意。その後も仕事の配分の方法などについて話し合いつつもせいやは「まぁこれ見てる方に一つだけ言いたいのは、コイツの感覚はおかしいです。それだけお願いします」と粗品を全否定。さらに「俺は正直使い切れません給料」と現状に満足していることをアピールした。粗品はその後も「金をもっと巻き上げるシステムみたいななぁ」などと冗談なのか本気なのかボヤきは止まらなかった。
ネットでは《これぞ芸人、みたいな昭和の感覚の人がいまだに居ることに驚いた。要はだらしないだけであり、経済を回すならしっかり買い物などをしたほうがいい》《若手の頃は「見合ってない」と感じることも多いのかな? すごく働いてる感はありますけどね!》《嫌われキャラを演じたいのか、素なのかよくわからないけど、こういう発言がとがってると思ってるとしたら、ちょっとイタいかな》《粗品はギャンブラーだからでは? 特に依存症になれば金銭感覚おかしくなるし、売れてる時期にたくさんもらって急に減ったらそりゃなるよ。今のうちに元にもどさないと破滅するよ》など粗品への厳しい声が殺到した。
「粗品はギャンブル好きで有名ですが、その使い道も破天荒。20年10月には3日間で合計700万円負けたのにもかかわらず、その翌日に77万円を競輪につぎ込んだところ、勝って326万4000円になったのですが、なんとそこから元金の77万円分を引いた249万4000円を全額寄付。また、20年7月に行ったYouTubeチャンネルの生放送で得た収益も寄付していました。せいやの言うように一般人の感覚と比べれば振り切れていると言えるでしょう」(芸能記者)
これではお金がいくらあっても「少ない!」となりそうだ。
(柏原廉)