テレビ放送の調査・測定を行うニホンモニターによる「2021タレントCM起用社数ランキング」が12月1日発表された。昨年まで、ランキングは「男性部門」「女性部門」に分かれていたが、今年から性別のカテゴリを廃止。年間1位は女優でモデルの本田翼だった。
本田は昨年のCM起用社数は10社だったが、今年は大幅増となり16社が起用。本田に肉薄していたのが2位の芦田愛菜で15社。3位に広瀬アリスと広瀬すずの姉妹がそれぞれ12社、5位は大泉洋、川口春奈、生見愛瑠、橋本環奈で各11社。9位は賀来賢人、松岡修造、今田美桜で10社だった。
ネットでは本田が1位に輝いたことについて《演技は大根だから、動画ならCMがちょうどいい》《本田翼はCMとバラエティで十分稼げるんだから女優業はやめとけばいいのに》《CMの演技、特に笑顔が人工的過ぎて嫌な気持ちになる。CMは嫌なら見なければいいというわけにはいけないからなおさら》などとりわけ演技力について辛辣な声が並んだ。
「本田の評価はビジュアルをはじめ、公式YouTubeチャンネルやバラエティなどで見せる素の様子が『可愛い』という声と『ドラマでの演技が下手』という声に二分されます。一方で、トーク力・対応力には定評があり、『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』(TBS系)でともにMCを務めている中居正広からは『裏表が全然ない人。ちょっとネジのゆるいところもあるんですが、そこが面白い』と評価され、宮川大輔からは『こんな面白い方だと思っていなかったので、めちゃくちゃ意外でした』と絶賛されています。
中居、宮川に限らず本田の好感度は業界内ではとても高いことも知られています。ネットではアンチの声ばかり目立ちますが、本田の魅力を見抜いている人が多いのは218万人を超えるYouTubeチャンネルの登録者数からも明らか。そういったところがCMの起用にもつながっているのでしょう」(芸能記者)
アンチを減らすことができれば、人気は盤石?
(柏原廉)