女優・森迫永依が12月5日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、歌手・鬼束ちひろの直筆謝罪文について「書き損じ」があると指摘した。
鬼束は11月28日、友人を搬送するために駆け付けた救急車の後部を蹴って凹ませたとして現行犯逮捕され、その後、釈放。通行人から嫌味を言われパニックに陥り、思わず蹴ってしまったと説明しているという。
この騒動に関し、意見を求められた森迫は「なんで見ず知らずの他人に悪意を向けるのかな」と、嫌味を言ったとされる通行人の行為を疑問視。イライラを募らせた鬼束の振る舞いを「よくないけど、想像はできる」と語った。
しかし、鬼束が12月2日に直筆で綴った謝罪文には「書き損じがすごい気になりました」と指摘。「ご迷惑をおかけしました」の「を」の部分が窮屈そうに後から付け足すように書かれていたことから、森迫は「正式に出すんだったら、もう1回書いてほしいな。たぶん、まだモヤモヤされているんだろうな」と鬼束の心情を推察。このコメントに共演者から笑いが漏れると、進行のお笑いタレント・東野幸治は「鬼束さんらしくて、いろいろ思うところがあって、殴るように書いたんかなと思ったりします」と語った。
「直筆謝罪文には『ご迷惑』と『おかけしました』の間の『を』以外にも、独特な字体や筆跡が話題となり、様々な反応が寄せられました。ネットでは、森迫のように、『なぜ書き直さないのか』『全く反省してない感がある』『誤字を直さないのは反省していないの丸わかり』『これは書き直そうよ』などとツッコむ声や、『いつまでもこの事件で重箱の隅をつついて批判したがるのは逆にすごい』『それはどうでもいいこと』『鬼束ちひろがギリギリのメンタルなんて誰でもわかることなのに、いやらしい言い方で責めるね』『ちゃんと直筆だからいいんじゃない? 心情が表れるのがわかるし』と鬼束を擁護する反応も散見。『を』を書き直さずにそのまま出したことも、ある意味で鬼束らしいとして、あまりマイナスには捉えない人も多かったようです」(芸能ライター)
様々な反響が寄せられ、さすがの鬼束も今頃は頭を冷やしているに違いないだろう。
(木村慎吾)