俳優の堺雅人と女優の菅野美穂夫妻の長男が有名私立小学校に複数合格したことを12月7日発売の「女性自身」が報じた。
同記事によると、堺は今年、ドラマや映画に出演せず、菅野もまた今年1月クールのドラマと5月公開の映画で主演を務めたがそれ以降は出演作もなく撮影が予定されている作品もないという。これは2人が“お受験”のために育児を最優先し、仕事をセーブしていたためだという。
2人はなんと6年前からお受験本番に向けて準備。生後6週間から入会することができる“子供用のジム”で子供が0歳児の頃から英語やフィットネスのレッスンを受けさせてきたという。さらに1歳になると知育と英語教育を両立している保育園に入園。「天才児並みのIQに育てる」とうたっているところで保育料は月15万円だとか。2歳になると有名小学校の説明会や見学会にも参加しはじめ、熱心に情報収集してきたとか。
そこまで熱心なのは2人の親心ゆえ。菅野は紆余曲折の芸能生活を送ってきたこともあり、「本人が望まない限りは自分たちと同じ道を歩んでほしくない」と周囲に漏らしていたという。堺は逆に両親から「公務員になりなさい」と考えを押しつけられて苦悩した過去があるといい、「将来は強制したくない」と考えているという。そのため、子供の選択肢を広げ、手厚くサポートしてくれる小学校に入れることは夫婦の総意だったようだ。
ネットでは堺と菅野の奮闘に対して《堺雅人菅野美穂夫妻が子供の最善を考え有名私立に進学を決めて、結果複数合格。おめでとうございます。夫婦仲良しで仕事も充実していて、いい家庭だと思います》《おめでとうございます。親はもとよりお子様も小さいながら頑張って来たのでしょうから、やはり合格は嬉しいですよね》といった祝福の声が多数寄せられたが、一方で《小学校から私立に通えるのは、親の愛情と経済力が伴ってのことですよね》《お金がある両親の下に生まれた子供はいいなと思う。いい学校に行きいい教育受けられて、いいお友達にも恵まれる》《親ガチャの典型的な記事ですね。子供は親を選べないから。経済的に余裕がある親のもとに生まれた子供は生まれながらにしてそのメリットを享受でき、その後の人生に恩恵がある》といった羨望の声も。
「多くの芸能人夫婦は子供を有名私立校に通わせています。それは堺・菅野夫妻のように子供の可能性を伸ばすためもあるでしょうが、やはりセキュリティ面で安心できるのが大きな理由です。私立校は、監視カメラはもちろん警備員も常駐。学校行事の際も招待状や身分証がなければ入れません。多くの芸能人が苦言を呈していますが、週刊誌などは芸能人の子供の姿も撮影するので公立校だとマスコミの目から子供を守り切ることはできません。そういったことを考えると、結局私立に入れざるを得ないというのが実情でしょう。
一方で、子供を公立校に通わせている芸能人もいて、三村マサカズ、杉浦太陽・辻希美夫妻、谷原章介、瑛太・木村カエラ夫妻の子供は公立です」(芸能記者)
子育てや教育に対する考え方は人それぞれということか。
(柏原廉)