テレビ朝日の玉川徹氏が12月9日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(同局系)に生出演し、国際宇宙ステーション(ISS)に到着したZOZO創業者・前澤友作氏について「興味ない」と一蹴した。
前澤氏は8日、日本人初の民間人として、ISSへの到着と滞在を達成。多くのメディアが同氏の搭乗するロシアのソユーズ船「MS-20」による宇宙を股にかけた冒険の模様を伝えているが、「玉川さんは宇宙旅行したら何をしたいですか?」と聞かれると、玉川氏は「水を差して申し訳ないんですけど、私、閉所恐怖症なんで全く興味ないです」とコメント。
続けて、「僕は、自分が興味ないってこともあって、申し訳ないんだけど、金持ちの道楽を見せられてもなぁっていう感じですけどね。正直言うと」と表現。有人宇宙飛行プロジェクト“マーキュリー計画”をテーマにした1983年公開の映画「ライトスタッフ」を鑑賞した過去を振り返り、「パイロットとかは命がけで音速の壁を突破して、そこに到達するみたいな。まさに“ライトスタッフ”って正しい資質っていう意味なんですね。本当にそういう資質を持っている人でしか成しえなかった偉業、そういう映画なんで。そういうのを観てると、まぁ、時代は変わったなって」と、民間人でも宇宙に飛び立つことが可能になった現在の技術力に驚いていた。
「前澤氏はかねてより抱いてきた夢を叶え、宇宙ステーション到着時には『宇宙だよ、着いちゃったよ』『本当にあったよ、宇宙が。ステーションも』などと興奮し、宇宙好きにはたまらないコメントを残しています。一方で、『全く興味ない』『金持ちの道楽』などと言い放った玉川氏のコメントに同調する人も多く、ネットには『前澤氏が自費で宇宙に行くのはすごいこと。誰にでもできることではない。ただ、テレビで長々と毎日報道する内容ではない』とする声や、『本当これ。なぜニュースとかで取り上げるのかがわからん』『初めて玉川氏に同意した』『珍しく同感します』『玉川、人生で初めてまともなこと言ったな』『まぁぶっちゃけそうだよな』『玉川氏は嫌いだけど、この件は完全に同意します』などの反応が飛び交いました。“民間人初”といったパワーワードや、前澤氏の場合には、宇宙からの“お金バラまき計画”などにも大きな注目が集まっていることから、その動向を気にする人も多いのは間違いありません。しかし、玉川氏のように、『金持ちの道楽』だとして、シラけムードになっている人も一定数はいるようです」(テレビ誌ライター)
現在のツイッターフォロワーが1064万人と突出した数字を誇る前澤氏だけに、引き続き、その道楽ぶりを多くのメディアが報じていくことになりそうだ。
(木村慎吾)