4月2日、所属事務所を通じ、「柄にも無いことで少々恥ずかしいのですが、この先こういうことは無いと思いますのでご報告させていただきます」との書き出しで、フリーアナウンサー・夏目三久との結婚を発表したのは、47歳の超人気お笑いタレント・有吉弘行である。
2人の出会いは、2011年4月に放送がスタートしたバラエティ番組「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)だった。国民である視聴者から寄せられる日々の怒りの声を白か黒かでジャッジし、新たな政党「マツコ&有吉の怒り新党」を旗揚げするとのシチュエーションでトークが繰り広げる中、夏目はそんな2人を支える“総裁秘書”というポジションで出演。時に、毒舌の有吉に向かって負けじと食ってかかるシーンも視聴者からは好評で、3人の掛け合いは絶妙なハーモニーを奏でていた。
「番組での共演が始まって5年が経過した2016年には、一部メディアが2人の熱愛を報じ、結婚と妊娠の可能性を伝えるも、すぐに有吉の事務所が事実無根であると否定。また、有吉本人も多くのフォロワーを抱えるツイッターアカウントにて『これを狐につままれたような気分というのか…』とつづると、自身のラジオ番組でも『とりあえず私の新聞報道で熱愛、妊娠、結婚というのは、全く無いことなので、何とも言い様がない』とコメント。その後も、何度か有吉と夏目の交際を報じるメディアはありましたが、決定的な報道はなく、“ほぼノーマーク”の電撃婚として世間を驚かせました。
2人は3年ほど前から完璧なセキュリティを誇る高級マンションにて同棲していたとされ、記者も立ち入れない頑丈な要塞の中で、その愛をひっそりと育んでいたようです。有吉と夏目の芸能界における知名度や影響力を踏まえれば、その結婚発表の衝撃度は、山里と蒼井の結婚に匹敵する“電撃”ぶりに。また、ラジオやSNSなどでの業界からの反響も凄まじく、モデルのみちょぱは『ええええええええええ! 心臓飛び出た!!! おめでとうございます!! 師匠!!!!!!!』と反応し、爆笑問題・太田光も『ビッグカップル』と表現。今田耕司に至っては衝撃のあまり『小1時間、血液が流れないですね』とし、2人の結婚が『ノーマーク』だったと驚いていました」(テレビ誌ライター)
その後、2人は「怒り新党」の結婚記念特番として、4月23日放送の「怒り新党‐臨時党大会‐」、そして結婚を機に芸能界引退を表明した夏目を送り出すための「マツコ&有吉の怒り新党 解散!! 生放送2時間スペシャル」に夫婦として出演し、スタジオを盛り上げた。
後者の生放送特番は平均視聴率14.3%を記録する注目度を誇ったが、翌5月には、さらなる超ド級のインパクトを放った発表が全国民を驚かせた──。
(木村慎吾)