女優の檀れいが12月12日、「なりゆき街道旅」(フジテレビ系)にゲスト出演。現在の芸名や幻に終わった芸名候補について語った。
レギュラー旅人でお笑いコンビ・ハライチの澤部佑、ゲストのお笑いトリオ・我が家の坪倉由幸とともに東京・丸の内を巡った檀。道中、澤部から「名前は自分で付けていいんでしたっけ?」と芸名について尋ねられると、檀は自分で決めたことを明かした。当時は候補となる芸名を2つ、宝塚歌劇団に入団する前に宝塚音楽学校に提出しなければならず、その際に姉妹以外は校内で誰とも名字が重なってはいけないというルールがあったという。
檀は1カ月ほど考え抜いて、「真魚渚(まお・なぎさ)」と「紫月(しづき)るな」という芸名を考えたが、なんとどちらも同期と被っていたため却下となってしまったという。さらに先生に「明後日までに(次の候補)を考えてきてね」と言われ、その結果「それで慌てて付けたのが『檀れい』だったんです」と明かした。
「宝塚の芸名は一般的に宝塚歌劇団に入団する半年ほど前に考えて候補を学校に提出し、認められたものを使うことができます。一応基準があり、まず苗字が本名と同じはNG。次に読みやすく、書きやすいものにすること。さらにすでに存在する芸名と似すぎていてはNGといったものがあるようです。
檀の本名は山崎まゆみで、『檀れい』という芸名は宝塚ファミリーランドに生えていた檀(まゆみ)の木をみて、自身の本名と音が同じだったため『これだ!』とひらめいたそう。『れい』は中性的な名前にしようと思い付けたとか」(芸能記者)
ネットでは《2つとも却下されてよかったと思うよ。檀れいがいちばんいい》《檀れいピッタリ。高嶺の花》といった現在の名前でよかったという声のほかに《真魚渚はちょっとかっこいいと思ってしまった》《第2希望が「紫月るな」、これもいいな》などさまざまな感想が寄せられた。
ひらめきが功を奏して現在があるわけで、壇にとっては結果オーライだったと言えそうだ。
(柏原廉)