俳優・綾野剛主演の月10ドラマ「アバランチ」(フジテレビ系)の最終回が12月20日に放送され、早くも続編、または映画化を望む声が殺到している。
このドラマは、綾野演じる主人公たち「アバランチ」が政治家や官僚、大企業ら富と権力を持った強者の悪を暴く劇場型ピカレスク・エンターテインメント。最終回では羽生(綾野)が総理大臣(利重剛)を襲うために遊説先に姿を表すも、極東リサーチに撃たれて現行犯逮捕。同じ頃、アバランチの仲間・リナ(高橋メアリージュン)と牧原(千葉雄大)が自首して世間の注目が集まったところで西城(福士蒼汰)の父が会見を開き、極東リサーチに武器を横流ししていた事実を告白。さらにアバランチを追いかけていた雑誌記者・遠山(田島亮)が真実を明らかにしてアバランチへの誤解は全て解け、悪の権化・大山官房長官(渡部篤郎)が更迭されるという怒涛の展開に。
最終回を迎えるにあたって、主演の綾野は「僕たちが現場で最も大切にしているのは“熱狂の力”。僕たちが作り出そうとしている新しい形の作品が、3年後、5年後のエンターテインメント界に浸透しているように、今こそスタッフ、キャストの皆さんと手と手を合わせて熱狂する時だと思っている」と熱いメッセージを寄せている。
しかし、どうやら今回が「アバランチ」の最終回ではなさそうだ。
「ドラマ終盤、すべてが解決して羽生が忽然と姿を消します。すると遠山のインタビューを受けたアバランチのリーダー・山守(木村佳乃)が『彼は必ず帰ってくると思います。だって彼の役目はまだ終わっていませんから』と答えるシーンを観た視聴者から、続編・映画化を望む声が数多く寄せられました」(テレビ誌記者)
そんななか、前週最終回を迎えた金曜ドラマ「最愛」(TBS系)に出演していた俳優・井浦新が12月18日にツイッターを更新。物議を醸し出している。
「両ドラマが同じ場所を使って撮影をしていたことから『あの商業施設で爆弾処理に来てた羽生と出逢ってアバランチ入りした番犬加瀬(井浦)。となると加瀬の新しい目標は世直しかぁ』と呟くと、綾野も『すべてを凌駕するその深い愛 アバランチ共々 全力で受け止めさせて頂きました』と答えたことから、井浦のアバランチへの合流を期待する視聴者の声がネットに寄せられています」(芸能ライター)
熱狂に包まれ、エンディングを迎えた「アバランチ」。果たして続編・映画化はあるのか。
(窪田史朗)