年末の風物詩でもある「NHK紅白歌合戦」。その司会に今年抜擢されたのが、今乗りに乗ってる女優・川口春奈だ。
「川口は今年、ドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)の主演や2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)の帰蝶役など、ここ数年活躍は目を見張るばかり。さらに来年放送の朝ドラ『ちむどんどん』(NHK)の出演も決定。紅白初司会に白羽の矢が立ったのも、当然と言えるでしょう」(芸能記者)
川口は紅白歌合戦の公式HPで「私も今から楽しみです。アーティストの方の衣装はもちろん、“カラフル”なステージも楽しみながら、私なりの司会ができたらと思います」と意気込みを語った。12月18日配信の「女性自身」のインタビューでは「楽屋でメイクをしている時にマネージャーさんから聞いて、本当に驚きました」とし、長時間の司会は初めてなので不安もあると口にしている。そんな不安を裏付けるようなコメントがSNS上に上がっている。
「ツイッターでは『紅白の二階堂ふみの司会が素晴らしすぎたので向こう10年ぐらいは毎年二階堂ふみに司会やっててほしかった』『川口春奈ちゃんで務まるのか心配。二階堂ふみちゃんは立派だった』など、昨年司会を務めた二階堂と比較するつぶやきが多数浮上。二階堂は浮き足立つこともなく、安定感のあるMCぶりに加えて、歌まで披露。見事大役を果たしました。特に注目を浴びたのが彼女の衣装。歴代の紅白の女性司会者が華やかな着物やドレスが多かったのに対し、二階堂は落ち着いた赤のスーツと黒のスーツ。“主役はあくまで歌手”という彼女の分をわきまえた姿勢が好感度をアップさせました」(女性誌記者)
その一方で、過去に担当した川口の司会ぶりを評価する声もある。
「川口は昨年放送のスポーツ番組『Going!Sports&News』(日本テレビ系)の10周年記念スペシャルキャスターを務めました。そこでは決して気負わず、自然体でインタビューする姿も嫌味がなく親近感があってとにかく可愛いと高評価を得ました。また、2014年放送の音楽番組『ドリームデュエット』(TBS系)でも司会を担当。安定感があり、落ち着いて観ていられるなど、こちらも好評でした。今回の紅白も、彼女の持ち味を存分に生かした司会ぶりが期待できるでしょう」(前出・芸能記者)
果たして川口は、二階堂ふみの評判を超えられるのか。本番が楽しみだ。
(窪田史朗)