俳優の笠松将が12月23日、ニュースサイト「ORICON NEWS」のインタビューに登場。話題作への出演が目白押しとなっている自身の現状と目標を語った。
同記事によると笠松はNHK大河ドラマ「青天を衝け」で主人公・渋沢栄一の孫・渋沢敬三役を演じていたが、ほかにもドラマ、映画への出演依頼が殺到する最も旬な俳優の1人だという。
エキストラから這い上がってきた“たたき上げ”でもある笠松は、本作について「チャンスでもあり、ピンチでもある」と語る。「青天を衝け」最終回の主人公とも言える重要な役どころでもあったからだ。「最後にしっかり締められるのか。皆さんが長い時間をかけて作ってきた作品を台無しにしてしまわないか、視聴者の方にもそう思われたらどうしよう」という雑念が生じたという。
笠松はほかに、高橋一生主演で20年に放送されたドラマ「岸部露伴は動かない」の続編で12月27日放送の第4話「ザ・ラン」にメインとして出演。今後も22年1月スタートの連続ドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」(日本テレビ系)のレギュラー出演や22年2月19日には主演映画「リング・ワンダリング」が公開。さらにドラマ「君と世界が終わる日に」(Hulu)のシーズン3が2月25日から配信。来春にはドラマ「TOKYO VICE」(WOWOW)も放送・配信予定だ。
笠松は今後について「これからも俳優をやっていくとして、いろんな人に『笠松が出てるんだったらぜひ観たい』と思ってもらいたい」と意欲を見せた。
ネットでは笠松に対して《エキストラからのたたき上げとは知らなかった。すごいね》《演技うまいと思う。これからの活躍も楽しみ》といった好意的な声もあったが、《綾野剛に似てない?》《偽野剛》《ゾンビのドラマでジェネリック綾野剛って言われてたよね》など綾野剛と絡めたやや辛辣な声もちらほら。
「笠松はエキストラを経て13年に映画でデビュー。以後、毎年のように映画・ドラマに出演し続け実力派と呼ばれるように。19年には連続ドラマ、映画出演数が計18本となり20代男優1位に輝いたこともあります。笠松が脚光を浴びたのは21年1月クールに放送されたドラマ『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)から。そこで笠松の風貌が綾野剛とそっくりだと話題になり、『偽野剛』といった不名誉なあだ名を付けられてしまいました。
同じようなあだ名を付けられた俳優には大谷亮平がいます。大谷はヒゲを生やしていることや雰囲気など俳優の竹野内豊と似ており、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で注目を浴びた当初から『偽野内豊』と呼ばれることになってしまいました。知名度が上がるにつれて、そう呼ばれる機会は減りましたが、ネットではいまだに一部で呼ばれているようです。
ちなみに笠松自身も綾野に似ていることを自覚しているようで自身のSNSで綾野のことを“お兄ちゃん”と呼んだことも。2人に共演経験はありませんが、もしかしたらプライベートで交流はあるのかもしれません」(芸能記者)
次は「弟野剛」と呼ばれるかも?
(柏原廉)