女優・黒木華主演の木曜劇場「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」(フジテレビ系)が1月6日にスタートする。ドラマデビュー10周年の黒木華が満を持してフジテレビ系ドラマ初主演。“連ドラの女王”へ向けて、新たなチャレンジが始まった。
このドラマは、大手出版社が運営するニュースサイトの編集部員・瀬古凛々子(黒木)を主人公に、そこで働く部員の仕事・生き方・恋愛を通して新時代の人と人とのつながりを描く、完全オリジナルのお仕事エンターテインメント。黒木演じる凛々子は経理部からひょんなことから編集部に異動。「カンフルNEWS」編集部に配属され、PV(ページビュー)が伸びると信じたネタに対しては、一切の遠慮や忖度なく切り込んでいく役どころ。黒木自身も「瀬古凛々子という1人の人間が、真実に向かっていく様を共演者の皆さんと一緒に楽しみながら探していきたいと思います」と意気込みを語っている。
黒木は2014年、山田洋次監督の映画「小さいおうち」に出演し、この作品はベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞。日本アカデミー賞でも三度に渡って最優秀助演女優賞、二度優秀主演女優賞を獲得した誰もが認める若手実力派女優である。
「ドラマの世界でも2016年『重版出来!』(TBS系)、2017年『みをつくし料理帖』(NHK)に主演。2019年に主演した『凪のお暇』(TBS系)では真面目で気が弱く優しい凪役を演じて話題沸騰。さらに2021年、月9『イチケイのカラス』(フジテレビ系)では、堅物で真面目、冗談の通じないエリート裁判官を熱演。今作では、洞察力に優れ、ちょっとした矛盾や誤りを見抜くことができる反面、人の気持ちを理解し、場の空気を読むことが苦手な、凪とは真逆の役柄をどう演じるのか、注目が集まっています」(芸能ライター)
黒木サイドも今作にかけるある狙いがあるという。
「今回GP帯の連ドラで再び主役を張ることで広告業界も熱視線を送っています。CMが増えることで“連ドラの女王”への道が開ける。そういった意味でも注目のドラマです」(女性誌記者)
果たして黒木華は“連ドラの女王”となるのか。成り行きに注目したい。
(窪田史朗)