俳優の吉田鋼太郎が12月22日、「TOKIOカケル」(フジテレビ系)にゲスト出演。俳優仲間である小栗旬と藤原竜也の“ケンカ”エピソードを暴露した。
「4対4の合コン、誰呼ぶ?」というトークテーマに吉田は俳優の溝端淳平、小栗、藤原の3名を選出。溝端は話を回すのがうまく、小栗と藤原は仲がよく、「小栗、藤原君を連れて行けば、その合コンは結構華やかなものになる」と理由を明かし、スタジオを笑わせた。しかし、吉田によると小栗や藤原らと飲みに行くと、ほぼ2人はケンカになるという。吉田は2人がケンカする原因について「お互いを意識しすぎているということなんだろうけども」と分析。「お前の芝居のやり方が気に入らない」ともめ出すのがケンカのきっかけといい、吉田はそこも踏まえて「女の子とかはそっちのけで、(最後は)“どうでもいい要員”になるんじゃないかな」と自身の“合コン戦略”を明かした。
吉田は2人のケンカについて「いいんじゃないかと思って見てますけどね。あまり心を開ける人が少ないのではないかと思うわけですよ」と推察した。さらにコロナ禍である現状も踏まえ「行動も制限されるわけじゃないですか。たまたま2人が一緒になってわーっとやり出すと、そこしか発露がない。発散のしどころがない所で2人で発散し合ってるんだろうなと思うので、大いにやったらどうかと思うんです」と語っていた。
ネットでは《吉田鋼太郎は見守るポジションが心地いいんだろうな。若い人といて疲れないのかなぁと思うけど、性に合ってるんだろうね》《藤原竜也って吉田鋼太郎ともケンカしてたよね》《藤原竜也はいろんな俳優としょっちゅうケンカしているイメージ》などさまざまな感想が寄せられた。
「藤原は15歳の時に蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』の主役オーディションでグランプリを獲得して俳優デビューしましたが、中学時代は“ヤンキー”だったそう。藤原をスカウトした事務所スタッフが中学校にあいさつに出向いた際は先生たちが『どうぞどうぞ、ありがとうございました』と差し出すほど気性が荒かったようです。
その気性が今も残っているようで、以前『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で、吉田とも取っ組み合いのケンカをして、その後2年間は口をきかなかったエピソードを藤原本人が告白しています。ほかにも後輩で俳優の勝地涼が明かしたエピソードによると藤原が酔って絡んできた際、あまりのしつこさに勝地が思わず藤原をビンタすると『やるじゃねえかよ。それ待ってたんだよ』と満足げだったとか。演技だけでなくプライベートも熱いものを求めているのかもしれません」(芸能記者)
これだけ熱いからこそ、鬼気迫る演技ができるのかもしれない。
(柏原廉)