俳優の福士蒼汰が12月26日、「おしゃれクリップ1時間SP」(日本テレビ系)にゲスト出演。声優に挑戦した。
この日、福士は「学びたがりのワタシ」をテーマにトークを展開。現在、中国語や英語などの語学をはじめ、乗馬、ジークンドーやカリなどの格闘技のアクション、ピアノ弾き語りなどを学んでいると明かした。さらに学びたいことの1つとして「声のお仕事」を挙げた福士。理由は「音が好きなので、音と自分の芝居をつなげたら、声優さんだな、みたいな」と明かした。そこで、スタジオには特別講師として「アンパンマン」のドキンちゃん役や「サザエさん」のカツオ役などで知られる声優の冨永みーなが登場。福士に「演じ分け」や「動物の声」などの技術を伝授した。
福士は“ドキンちゃん”のセリフでアフレコに挑戦。冨永は「来週収録スタジオに来ちゃいます?」と福士の声を絶賛していた。
しかしネット上には《声優はやめたほうがよろしいと思いますよ》《声の仕事は声優さんに任せとこうぜ》《これ以上、俳優やタレントが「声優」の仕事をするのやめてほしい!》といった拒否反応が多数寄せられている。
「アニメファンは俳優や女優が声優として作品に参加することに拒否反応を示す人が多いため、これらの意見はある意味仕方がないと言えます。実際に俳優と声優を継続的に両立させている人は少なく、男性だと宮野真守、女性だと戸田恵子くらい。福士は14年公開のアニメ映画『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』で声優に初挑戦しましたが、その時も彼の演技に厳しい評価が集まりました。とはいえ、福士は『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)に出演していた際にライダー役のスーツアクターの動きに合わせて声を入れるアテレコは経験済み。冨永も褒めていたため、真剣に取り組めばモノになるのは早いかもしれません」(芸能記者)
これを機会に、念願の「声のお仕事」は舞い込むだろうか。
(柏原廉)