女優・深津絵里が2代目ヒロインを演じている朝ドラ「カムカムエヴリバディ」(NHK)の第10週が1月3日から放送され、ヒロインるいが岡山での母・安子(上白石萌音)との記憶を思い出すシーンに涙腺崩壊する視聴者が続出している。
「今回の朝ドラは、朝ドラ史上初となる3人のヒロイン・安子(上白石)、娘・るい(深津絵里)、孫・ひなた(川栄李奈)が戦前から戦後、令和までラジオ英語講座にまつわる親子三代の姿を描いたファミリーヒストリー。1月7日に放送された第47話では、ジャズ喫茶のサマーフェスタに来たるい(深津)が、錠一郎(オダギリジョー)が演奏するルイ・アームストロングの名曲『On the Sunny Side of the Street』を聴いて、曲の途中で店を飛び出し演奏を終えたジョーが追いかけると、るいが涙を浮かべているという展開でした」(テレビ誌ライター)
ジョーの演奏で、その曲が幼き日々に岡山の「ディッパーマウス・ブルース」で母と一緒に聞いた曲であることを思い出するい。さらにジョーの名前が錠一郎であることから、ネット上には「岡山の言葉に気づく‥‥やっぱりジョーはあのトランペット少年ってことだよね」「私もジョー、あの子だと思うよ」「定一(世良公則)さんの店でジャズを聴いていたあの子? 錠一郎だし」などと推測する声も。番組の公式HPには「オダギリジョー演じる大月錠一郎との出会いが、るいの運命を動かしていく」とあり、2人の関係がどう進展してゆくのか気になるところだ。
オダギリは、今回の朝ドラの舞台となった岡山出身ということもあるのだろうが、昨年放送されたドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』(NHK)では出演はもちろんのこと、脚本・演出・編集まで手掛け、注目を集めた。今後もNHKでの活躍に期待したい。
(窪田史朗)