タレントのヒロミが1月2日に自身のYouTubeチャンネル「Hiromi factory チャンネル」を更新し、妻・松本伊代が手作りしたシンプルすぎるおせち料理を公開している。
この日の動画は、ヒロミが河口湖のボートの上から「明けましておめでとうございます」と新年のあいさつをしてスタート。その後は別荘で、同じ八王子出身のユーチューバー・フワちゃんや、クイズプレイヤー・伊沢拓司、お笑い芸人・はなわらと並んで、正月のおせち料理を披露し合った。
豪華な3段からなる高級おせち弁当などが紹介される中、ヒロミが「ウチのお重です」とフタを開けたのは、中にだて巻きと紅白のかまぼこだけが並べられた簡素な1段のおせち弁当だ。これにはフワちゃんも「伊代ー、何これー」と思わず反応してしまうと、ヒロミは「よく見てください。かまぼこ、そんなちゃんと切れてないでしょ。紅白もバラバラ」と色を気にせずに不規則に並べられたかまぼこをイジり倒す。
「これが我が家のお重」とヒロミ家の定番だとアピールしつつ、「俺もまじまじと見たのは初めてだけど、斬新だね」とコメント。フワちゃんは「これ作るのどのくらいかかったんですか?」と、画面に映っていない松本に尋ねると、「1分」とまさかの回答。ほぼ切る作業のみで完成したというお節について、ヒロミは「30年間、これで育ってるから。おせちはこれだと思ってるから」と擁護した。
「中央にだて巻きが置かれ、その両側に紅白のかまぼこが不規則に並ぶこの超シンプルなおせちに、ネットでは『キラキラおせちをアップしている人ばかりだから、こういうの本当にありがたい!』『おせち料理なんて、1日で飽きるんだからこんなもんでいいと思うけど笑』『シンプルイズベスト。気持ちいいくらい潔い。家庭の数だけ個性があるんだからいーのいーの』『伊代ちゃんいいよね。変に力が入ってなくて』など、支持する声が大半となりました。
また、そんな2品のみの伊代のおせち料理を『これが我が家のお重』『30年間、これで育ってる』と紹介したヒロミについても、『伊代ちゃん、いい旦那様と出会ってよかったね』『それを胸張って自慢するヒロミさんもいいね』『ヒロミさんは伊代ちゃんが大好きで、すっごい大切なんだよね。だからシンプルおせちでもなんでも愛妻が作ったものはオールオーケー。幸せな夫婦の姿は見ていて気持ちいい』とする好意的な反応が寄せられています。インスタグラムなどで、見た目にも美しい華やかなおせちを公開するタレントが多い中、ヒロミと松本による簡素なおせち弁当は、特に女性からの好感を得たようです」(テレビ誌ライター)
松本の天然ぶりと、ヒロミの懐の深さが改めて伝わるものだったと言えるだろう。
(木村慎吾)