お笑いタレントのなかやまきんに君が1月12日放送の「にけつッ!!」(読売テレビ)に出演し、普段のストイックな食事メニューを明かした。
この日、ゲスト出演したきんに君の食生活に関する話題になると、先輩芸人で同番組MCのケンドーコバヤシが「異常ですよ、異常。毎日、茹で野菜と茹で卵に黒ニンニクを乗せて食べてるだけなんです」と指摘。“筋肉芸人”としてボディビルダーの実績も誇るきんに君は、「僕は1年間で70%ぐらい、ずっと同じものを食べてるんですよ。野菜とか、茹で卵とか、鶏のムネ肉とか」とし、年間を通してほとんど同じ食材を口にしているという。
また、ケンコバはきんに君と食事をともにした際の出来事として、「『ご飯に連れて行ってください』って言うから、きんに君のために調べたんですよ。で、馬肉はプロのボディビルダーも食べてるので、馬肉尽くしのところに。『馬を食べに行かへんか?』って言うたら、『ありがとうございます』って言うから連れて行ったら、『温かいお茶下さい』ってお茶だけ頼んで、馬肉に手を付けないんです」と異様な光景を振り返った。
ケンコバは「馬肉はええんやろ?」と確認すると、きんに君からは「はい。でも、今日は必要なカロリーを摂取しましたんで」との返答があり、そんな彼を「異常者ですよ」と表現。
同じく番組MCの千原ジュニアも「先輩が調べてくれたんやし、美味しく食べて、次の日にその分を消費するとかして、そこで採算取ったらええんちゃうん?」と指摘したが、きんに君は「そうなんですけど、日によって、何時にこれを食べたっていうのがあったりして、それがたまたまズレ込んだんです。で、夜からの約束だったんですけど、その前に野菜と鶏肉を食べるタイミングがあって食べたんで」と、食事摂取のルーティンを崩すことができなかったと釈明。ケンコバはそんなストイックなきんに君に関して、「これ以上、交流を深めることは難しい」とあきらめムードだった。
「きんに君が運営するYouTubeチャンネル『ザ・きんにくTV』は、登録者140万人を誇る盛況ぶりで、“筋肉料理研究家”を自称する彼が、様々なダイエット飯を紹介しています。主に鶏のムネ肉や卵料理など、低脂質で高タンパクなものが多く、ファンの間でもきんに君の考え抜かれた食生活はよく知られた話。1年間の内、70%は同じものを食べ続けるという徹底ぶりも明かし、先輩芸人による馬肉のススメにも乗らないストイックなきんに君には、ネットから『凄すぎ』『徹底してますね』『真面目な性格が伝わります』『美味しく食べるという感覚はないんだろうね』などと驚きの反応が散見。
しかし、自分から先輩を食事に誘っておきながら、その前に鶏肉を食べてしまい、馬肉に一切手を付けなかった点には、『食に対してキッチリしたスケジュールがあるのに、なぜ食事に行く約束をした』『立派だけど、自分から連れてってと頼んでからのこれはないな』『大人の付き合いも大事だろうから上手くやり繰りできたらよかったのに』『ケンコバさん、無理に食べさせるようなことをしないなんて、素敵な先輩ですね』といった指摘が並んでいます」(テレビ誌ライター)
良くも悪くも、それだけの強い意志がなければ、きんに君ほどの頑強ボディを作り上げることはなかなか難しいのかもしれない。
(木村慎吾)