30~40代のカラダ悩みのなかで多いものの一つが「冷え」だ。冷え性は寒い季節になるものと思われがちだが、実は夏も、自律神経が乱れがちになり起こりやすくなる。さらに普段、デスクワークが多く、運動不足が続いている人は、冷えに加えて体内のめぐりも悪くなるので、注意が必要だ。
ピップが行った調査によれば、普段から冷えに悩まされている30~50代の女性は60%近くもいるというが、いったいこの冷えは、どのようにすれば改善できるのだろうか?
なかでも冷えによる不調が起きやすいのは、首の後ろやお腹。まずはこの部分を温めることが先決だ。
たとえばレンジでチンした濡れタオルを首の後ろに充てるだけでも、全身がじわじわと温まり、肩こりや首こりもラクになる。
また、副交感神経が優位に切り替わるので、リラックスして自律神経のバランスも整ってくるのだ。
全身を温めるなら、半身浴やストレッチ、ヨガ、ウォーキングなども欠かせない。よりパワフルに行いたい人は、筋肉量を増やすトレーニングがおすすめ。例えば、インナーマッスルを鍛えるエクササイズや、スクワットなどが有効だろう。
ちなみに食事で改善を狙うなら、体を温める効果のある生姜やねぎが有効。また、女優の北川景子は、コーン茶を飲みはじめてから、身体がポカポカするようになり、体調が良くなったとも話している。
自分の症状に合わせて、お手軽にやるも良し、じっくりやるも良し。ピッタリ合った方法を見つけて、冷え性をしっかり改善していこう。