やすこ炎上騒動に元放送作家が指摘した「フワちゃん騒動をエンタメに昇華できなかった反動」
好感度の高いお笑い芸人だったはずのやす子が、炎上芸人に…。12月8日に放送されたバラエティ番組「呼び出し先生タナカ」(フジテレビ系)で、「東京ディズニーランド開園当時からあるアトラクションは?」と出題。するとディズニー好きを公言するジュニアの男性アイドルグループ「KEY TO LIT」の猪狩蒼弥が「ビッグサンダーマウンテン」と回答するも不正解だった。すると、やす子が「だから(CD)デビューできないんだよ~」とツッコミを…。
猪狩自身、木村拓哉主演の映画「教場 Requiem」(2026年2月20日公開予定)に出演するなど、俳優、タレントとしてのキャリアは積んでいるのだが、グループとしてCDデビューは叶わず。ファンの反感を買ったのはうなずけるのだが、スタジオは爆笑、猪狩も笑って応じており、バラエティを見慣れた視聴者にとっては、コント的なやり取りと見て取れるはずなのだが…。
テレビへの辛辣な考察が評判の元放送作家・長谷川良品氏が、自身のYouTubeチャンネル『長谷川良品「テレビ悲報ch」』(12月13日付)で、「やす子さんはもはや芸人として認知されていないことの裏付け」とし、そのきっかけとなった昨年8月4日を振り返る…。
やす子が自身のXで「やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆優勝でーす」とポストすると、フワちゃんがこれを引用して「おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす」と投稿。やす子はこれに「とっても悲しい」とポスト。長谷川氏が続ける…。
「本来、あの時やす子さんは、笑いを昇華することでフワちゃんを救うこともできたんですよね。…例えば『好感度を気にし過ぎた私は芸人としてはとっくに死んでまーす』などと自虐的に返すだけでも違った過去になっていたんじゃないですかね。少なくとも、フワちゃんはここまでのダメージを受けることはなかったでしょうし、何よりやす子さんの株はむしろ上がったんじゃないでしょうかねー」
好感度を選択したあの時、やす子の芸人としての道は狭めらてしまったのか…。
(所ひで/YouTubeライター)
