冷え性改善!オフィスでこっそりできる“座りながら”の温活3分間ストレッチ
デスクワーク中心の生活では、血行が悪くなって手足の冷えが悪化しがち。とくに冬場はエアコンで上半身が暖かくても、足元は冷え切っているというケースも多いです。オフィスチェアに座ったままでできる、次のようなストレッチで全身の巡りをサポートしましょう。
足元の冷えの主な原因は下半身の血流の滞り。解消するには、血液を心臓へ送り返すポンプの役割を担うふくらはぎを動かすことが大切です。
ふくらはぎを動かすオススメのストレッチが「かかとの上げ下げ」。椅子に深く座り、両足を床につけたままかかとをゆっくり上げてゆっくり下ろします。これを30回繰り返しましょう。所要時間は1分間。太ももの裏やふくらはぎが心地よく伸びるのを感じられますよ。
同じ姿勢でいるために体が固まりがちなデスクワーク中は、体幹をねじって内臓周りの血流を促し、効率的に体温を上げましょう。
椅子に浅く座り直して背筋を伸ばし、息を吐きながらゆっくりと上半身を右にひねります。左手で椅子の背もたれを軽く掴むとより深くねじれます。この状態をゆっくり呼吸しながら10秒キープ。反対側も同様に行います。こちらも1分間のストレッチです。お腹周りが温かくなるのを感じられますよ。
手首や足首の関節には太い血管が通っていて、ここを動かすことで末端まで温かい血液を届けやすくなります。
両腕をデスクの下に下ろし、手首と足首を同時に内回し外回しとそれぞれ10回ずつ回しましょう。足首は片足ずつ行ってもOKです。1分間、手足の先まで血液が流れていくのを感じながら行いましょう。
休憩時間や集中力が途切れたときなどに、これら“座りながら”の温活ストレッチをこまめに3分間ほど行いましょう。周りを気にせずこっそり血行を促進し、冷え知らずの快適なオフィスライフにしてくださいね。
(Nao Kiyota)
