「ほうれん草は茹でちゃダメ」は本当か!“栄養価のトリック”を管理栄養士がズバリ解説
冬野菜の代表格、ほうれん草は12月から2月にかけてが旬。ビタミンCやカリウムなど、風邪予防や高血圧予防に役立つ栄養素を豊富に含む、栄養価の高い食材だ。しかし、茹でるとビタミンCが減る、カリウムは水に溶け出すため炒めたほうがよい、などの疑問を耳にすることも多い。
こうした疑問に、管理栄養士で適食アドバイザーのあこさんが、自身のYouTubeチャンネル「あこの栄養学チャンネル【女性のための栄養学】」(2月8日付)で回答した。
あこさんは「茹でても全く問題ない」と断言し、その理由を次のように説明する。
まずビタミンCについて。
「ほうれん草100gあたりのビタミンC含有量は35㎎。成人の(1日の)最低ラインは100㎎です。さらに、風邪予防やアンチエイジングを考えるのであれば1000~2000㎎ぐらい摂りたい。そう考えると、ほうれん草のビタミンCが(茹でて)40%損失されるというのは、そこまで大きな問題じゃなさそうですよね。(35㎎の40%に値する14㎎は)ミカン1個食べれば、軽く補給できる量ですので、ほうれん草のお浸しを食べて、その他フルーツを食べていれば全然問題ない」
カリウムについても同様のようだ。
「ほうれん草100gあたり、690㎎ぐらい入っているんですね。ただ、カリウムって肉とか魚にも含まれています。にんじん、ピーマン、ブロッコリー、かぼちゃ、トマトにも豊富に含まれています。なので普通に他の野菜を食べて、肉、魚も食べているのであれば、ほうれん草のカリウム損失をそれほど怖がる必要はないなと思います」
ほうれん草は加熱・生食のいずれでも問題ないようだが、いずれにしても肉、魚、野菜とバランスよく摂取する習慣を身につけたい。
(所ひで/YouTubeライター)
