女優の藤原紀香が新年早々、テレビで絶妙な良妻アピールをしていたことを1月14日、ニュースサイト「日刊ゲンダイDIGITAL」が報じた。
同記事によると藤原は1月3日、「バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅(10)」(テレビ東京系)に出演。移動の途中足を少し痛め、疲れもプラスされて真っ直ぐ歩けない状態にまでなったが弱音を吐かずに歩き切り、さらに終始ポジティブな言葉でチームのムードメーカーを務め切ったという。
ほかにも藤原はたびたび自身のブログやインスタグラムに手料理をアップしており、1月5日にはインスタグラムで白味噌雑煮を披露。夫で歌舞伎役者の片岡愛之助が5杯もお代わりしたことをつづっていた。
さらに1月8日放送の「土曜はナニする!?」(フジテレビ系)に出演した際には、片岡は着ているものをあちこちに脱ぎっぱなしにする癖があることを話しつつも、それは普段の楽屋での癖だろうから「(片付けが)あまり嫌とは思わないの」とノロケ話とも取れるようなエピソードを披露。嫌みにならない程度の絶妙な良妻アピールに「さすが」という感嘆の声も寄せられたという。
ネットでも《「バス旅」拝見しましたが、とても気立ての良い紀香さんの雰囲気に癒されました》《バス旅は人間性が垣間見えるね。藤原紀香は育ちのよさがにじみ出てましたね》《藤原紀香さんは明るくて気遣いができるからいいと思う。仕事と家庭と梨園の妻とよくやっている》など、藤原に対して絶賛の声が挙がっている。
「藤原は16年に片岡と結婚し“梨園の妻”となりましたが、19年頃までは同じ歌舞伎役者・中村芝翫の妻である三田寛子、中村勘九郎の妻の前田愛などと比較され、“悪妻”扱いされることもしばしば。しかし、20年9月に片岡がモデル美女とLINEを通じてやり取りしていたことが報じられると、状況は一変。藤原に同情の声が集まるようになり、それまでの評価も逆転しました。
藤原はもともと真面目で努力家。ボランティア活動にも熱心で利他的な“尽くす女性”であることはよく知られています。片岡との結婚後も夫のサポートを中心にして、女優の仕事をセーブしてきました。ここに来てその努力が実を結んだと言えるでしょう」(芸能記者)
良妻イメージもようやく定着し、今はまさに順風満帆といったところか。
(柏原廉)