俳優・仲村トオルと女優・鷲尾いさ子の長女でモデルの美緒が1月19日放送の「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)に出演し、厳しい門限を定められていた学生時代を振り返った。
美緒は、この日のテーマである「箱入り娘」に関する話題の中で、幼少期より父・トオルに厳しく育てられ、「高校時代は門限が午後17時と決められていて。寄り道とかほとんどしたことがなくて」と明かした。しかし、「それが身に付いているので、イヤとかではなかったですね」と、反抗することはなかったという。
MCのお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が「夕方の17時10分になったらどうなるの?」と尋ねると、美緒は「もし父が家にいたら、玄関に仁王立ちで、『約束したでしょ? 守れる約束じゃなきゃしちゃダメだよ』って。『あなたは門限が17時ということを了承しているんだから、守れない約束になるよね?』って、淡々と言われるので怖いですね」と、トオルによる説教スタイルを紹介した。
大学へ進学すると、門限は17時から21時へと緩和。周囲の友人らが夜中まで楽しそうに盛り上がる中、美緒は「門限を破ったことは一度もない」といい、サークルの新入生歓迎会でも、「乾杯して、カルピスをグイっと飲んで、『さようなら~』って帰りました」とのこと。門限を守り続けた理由として、美緒は「もしも破って、『20時までに帰って来て!』ってなったらイヤだったので」と語った。
「厳格な家庭ルールを明かした美緒ですが、世間からは『あんなダンディなお父さんが玄関でお出迎えしてくれるのか。私なら、喜んで帰るかもな』『仁王立ちするお父さん見たいわ』『帰るだけでご褒美』『自分なら、怖カッコイイ父ちゃん見たさに、たまにワザと門限破る』など、仲村トオルの“仁王立ちペナルティ”を受けたいとする女性も散見。
そうした門限を素直に守り続け、破ったことは一度もないと明かす美緒についても、『きちんと聞き入れる彼女も偉い』『それを受け入れて、そういうものだと思っていたのがすごい』『5時の門限は大変だったけど、よく守ったね』『5時に帰らなきゃって思える、魅力的なお家だったんだろうな』『素直でいい子に育ったんですね』と好意的に捉える反応も多かったです。なお、母・鷲尾いさ子は、美緒がまだ中学生だった頃に、外出や会話すら困難になることもある原因不明の病魔に襲われました。以来、トオルは娘の送り迎えや学校行事の参加、ゴミ捨てや食器洗いといった家事を一手に担い、妻や娘たちを全力で支えてきたと報じられています。そんな父の姿を見て育った美緒からすると、そもそも門限を破ろうなどという感情にはならなかったのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
厳格な仲村家の絆や愛情がうかがい知れるエピソードだと言えるだろう。
(木村慎吾)