歌舞伎俳優・市川海老蔵が1月18日に自身の公式ブログ「市川海老蔵ブログ」を更新し、飲食店での“神対応”が話題を集めている。
この日の13時20分頃、海老蔵はブログに焼き魚やホタテの刺身、味噌汁などの画像を掲載し、「ここにくると何か起こる」と飲食店での出来事について書き出した。
海老蔵は「私の方が後から来たのに、隣の方なかなか(注文の品が)出てこないの、すごく気になってしまい、勇気を出して、まだ来てませんか?」と、自分よりも先に入店していた隣の客に声をかけたという。すると、客からは「は、はい」との返事があり、すぐに海老蔵は「お店の方にすみませーん!と まだ来てないよ、と、そしたら速やかに出てきた そしておまけに明太子もらってた よかったね」と店員に事情を伝え、隣の客のために一役買ったという。
続けて、「私も集中して、さらに鯖。いただきます!!」と、注文した焼きサバの写真をアップしていた。
「このエピソードには、一部から、『“ご注文の品により順番が前後します”って書いてあるの見たことあるけど、まさにそのパターンなんじゃないのかな?』『ブログに書かないほうがもっとカッコいい』『違うものを頼んだなら順番が変わることってよくあるので何とも言えないな』といったツッコミもありましたが、大半は、『自分で言えないタイプの人もいる中で、困ってる人を見てみぬフリが出来ない方なんでしょう。素敵です』『海老蔵さんが周りを見ていて気配りしてくれたことは間違いない』『これはなかなかできることじゃないですね。海老蔵さんカッコイイです』『さすが、ジェントルマンのなさることは粋ですね』『そんなことされたら惚れてしまうやろ』などと、海老蔵の気遣いをたたえるものに。
また、注文したメニューによって、提供の時間が変わるという飲食店特有の事情も指摘されていますが、海老蔵はブログに焼き魚や刺身、味噌汁など、複数の品が出されていることを写真で公開。この時点で、隣の客に1品も出されていなかったのであれば、さすがに海老蔵も罪悪感を覚えたのかもしれません」(テレビ誌ライター)
このエピソードを綴った投稿には、2600以上の“いいね”が寄せられており、海老蔵の配慮をたたえるコメントが殺到。隣に座った客にとっても、忘れられない出来事となったに違いない。
(木村慎吾)