お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣が1月22日放送のラジオ番組「おかしば」(文化放送)に出演し、過去に経験したマンションでの騒音トラブルを振り返った。
柴田は、“ご近所トラブル”に関する話題の中で、かつて住んでいたマンションでの出来事を回想。「私なりの反省を込めて、懺悔でございます」と語り始め、上の階の部屋から聞こえるギターの音に悩まされていたことがあったという。
「昼間からガチャガチャって弾き始めて。気持ちよく、歌まで始めた」と当時の状況を振り返ると、その住人は窓を開けながら演奏をしていたと説明。柴田は「そこまで音が鳴っていたら、窓を閉めてやってくれって話じゃないですか」とし、「(騒音が)外からガンガン入ってくるんですよ。俺、耐えられなくて窓開けて『うるさいよ!』『いい加減にしろよ!』って言って」と我慢できずにクレームを入れたという。
それからしばらく経ち、柴田がテレビを観ていると、自分のマンションの部屋と全く同じ間取りの部屋が映っていることに気付く。なんと、上の階に「あるアーティストの人が住んでいたんです」とし、アカペラグループ・RAG FAIRの土屋礼央だったことが発覚。後に柴田は、荒々しい言葉でクレームを入れてしまったことを土屋本人に謝罪したそうで、「滅多なことをするもんじゃない、マジで」と後悔していた。
「このエピソードには、ネットから『なんで相手が有名人なら謝るんだろう。騒音は騒音で文句言って当然。一般人だったらクレームで通すってことですよね。一般人を舐めてるの?』『アーティストだろうと素人だろうと、うるさいものはうるさいんだから、クレームは問題なし』『柴田さんは相手が有名人ならペコペコするの?』『釈然としない。相手次第で批判したり、批判を引っ込めたりって。相手が自分よりも立場が弱ければ高圧的に出て、相手が強い立場なら下手に出るということ?』とのツッコミが相次ぐことに。柴田からすると、芸能界で共演する可能性があることに加え、アーティストの演奏を“騒音”扱いしてしまったことを詫びたつもりなのかもしれませんが、『人によって態度を変える二枚舌』とする声や、『土屋さんも近隣に配慮しないとね』『マンションで窓開けてギター演奏とか迷惑以外の何物でもない』などといった反響が寄せられています」(テレビ誌ライター)
世間からすると、モヤモヤとした違和感が残るエピソードだったようだ。
(木村慎吾)