俳優・堤真一主演の金曜ドラマ「妻、小学生になる。」(TBS系)の初回が1月21日に放送され、世帯平均視聴率7.7%と厳しい数字となった。
このドラマは、村田揶融による同名の漫画が原作。愛する妻・貴恵(石田ゆり子)を失い、生きる希望を失った主人公・新島圭介(堤)が、小学生の女の子・万理華(毎田暖乃)に生まれ変わった貴恵との再会を果たして生きることに再び向き合って行く異色のホームドラマ。第1話では、貴恵を事故で亡くしてから残りの人生を余生だと思い、すっかり覇気をなくした圭介。残されたたった一人の娘・麻衣(蒔田彩珠)とコミュニケーションもうまく取れなくなっていたある日、ランドセルを背負った万理華が現れ「私は10年前に他界したあなたの妻よ」言い出す。
このドラマ、放送を前にネットでは早くも炎上していたことが発覚している。
「原作を読むと、小学生が妻となって戻って来て家族の交流が復活する物語は、ほっこりして心が和みますが、これがドラマ化されるとなると違和感を覚える人が多かったようで、『実写は生々しい』『勘違いするおっさん増えそう』といったコメントが。そんな前評判もあり、厳しいスタートとなったのではないでしょうか」(女性誌記者)
しかし、ドラマを見た視聴者からは、「炎上しているとニュースで見たんだけど、第1話が放送されて、すげえ面白いみたいなコメントが多くてよかった」「炎上している理由が全く不明。感動して、涙腺崩壊」「小学生の子がだんだん石田ゆり子に見えて来た。演技上手いよね」など好感触のコメントが多数寄せられることに。
「このドラマを手掛けているのは、脚本家の大島里美氏をはじめ、制作・演出、音楽も2019年に放送されて大ヒットした金曜ドラマ『凪のお暇』(TBS系)の制作陣。スタート前にネットで炎上して出足こそ挫かれましたが、視聴率の右肩上がりが期待できるのではないでしょうか」(テレビ誌記者)
2月4日からは、最愛の妻・貴恵の作る「思い出の味 ミートボール弁当」がほっかほっか亭とコラボして期間限定発売される。これも視聴率アップの一助となるはず?
(窪田史朗)