45キロのダイエットに成功したお笑いタレント・ゆりやんレトリィバァに対し、役作りのための「50キロ増量指令」が言い渡されたという。1月31日、「WEB女性自身」が報じている。
同サイトは、「ゆりやん ダンプ松本役でドラマ主演内定! 激ヤセからの50キロ増量指令には呆然」と題した記事を掲載。それによれば、ゆりやんは昨年11月に製作が発表されたNetflixドラマ「極悪女王」の主演に抜擢されたという。
同作は、女子プロレスラー・ダンプ松本の半生を描いたドラマで、全盛期の体重115キロという巨体を再現すべく、松本役のゆりやんにも「50キロ」の増量が必須になるというのだ。
ゆりやんは2018年末から筋トレと食事改善をベースとした減量に取り組み、地道なシェイプアップに挑戦。3年が経過した今、110キロという最大時の体重から45キロも減らし、65キロ前後でキープできている。
もしも、同作の撮影にあたり、体重を50キロ増量させることになれば、3年に及ぶダイエットの努力は全て水の泡となる。しかし、同誌によれば、「さすがの彼女も最初は呆然としたようですが、またやせられるという自信もあるから、オファーを受けたのでしょう」と前向きに捉えているようで、「撮影は夏に始まりますが、レスラーを務めるキャスト全員を、レスラーらしく筋肉をつけながら、半年かけて太らせていく予定です」と関係者は語っている。
なお、ダンプ松本本人は、自身を演じるゆりやんに向けて、「実際に決まって、私は嬉しいですよ!」とし、「また太るの大変だろうけど、前も太ってたし、きっと大丈夫(笑)」との言葉を送っている。
「ゆりやんは自宅の一室を巨大な鏡を貼ったホームジムへ改造し、専用の筋トレ器具を買いそろえるなど、本格的なダイエットに励んできました。YouTubeチャンネルでも、ハードなトレーニングの様子やこだわりのヘルシーな食事を公開し、ファンと交流しながら減量に努めてきました。今回、Netflixドラマの主演という大きな仕事ではあるものの、3年以上の努力を役作りで台なしにしてしまうのはもったいないとして、ネットには『この仕事は断るべきだと思います。次に太ったらもうやせられないですよ』『まじでやめてあげて。せっかくやせたのに。急激に太るのは体にも悪いですよ』『これはやめておいたほうがいいですよ。またやせられるとは限りません。今からでも断るべき』『半年でプラス50キロ? 身体壊すんじゃない?』『さすがにかわいそうすぎる』などの反発が続出。
また、この報道をキッカケにゆりやんのツイッターやインスタグラムのアカウントにも、『レスラーの役は危険ですよ。短期間での50キロ増量は死に直結します』『本当にドラマ断って! 絶対にやめて!』『ゆりやん、50キロ増量はやめて~、自分の身体を大事にして』『ゆりやんの体が壊れてしまいます』などと忠告するユーザーも見られました」(テレビ誌ライター)
かねてより海外志向が強く、英語も流暢なゆりやんだけに、全世界独占配信が決まっている同作の主演は、あまりにも魅力的に映ったのかもしれない。
(木村慎吾)