チリも積もって気付けば大きな固定費に発展しがちな「サブスク(サブスクリクション)」の出費。減らしたいけれど、どれも使うから……それはもしかしたら思い込みかもしれません。次のような方法で確かめてみてはいかがでしょうか。
■使用中のサブスクサービスを一覧化する
使用していないと、サービスを購入しているかどうかも忘れてしまいがち。クレジットカード決済などで自動引き落としにしていると、支払っている感覚がますます薄れて無駄なサブスクに課金し続けているという状況に陥りやすくなります。
改善の第一歩は、現状の把握。何をどのくらいの金額で利用しているか、まずは書き出してみましょう。それだけで“使用していないのに契約しっぱなし”になっているものに気付くことも。同じようなサービスが複数ある場合は、まとめて1つにすることで契約数を減らすことができます。契約の状況を可視化することで、いますぐ減らせる固定費に出合えるかもしれません。
■無料アカウントにしてみる
「今後も使うかもしれない……」と削減に踏み切れないときは、無料で利用できるサービスのみで過ごしてみるのもよいでしょう。利用できる状況では手を出してしまうものも、ない状況になれば使用せず「有料版は必要ない」ことに気付けることも。サービス自体をすべて解約する必要がないため、手軽に取り組みやすい方法です。
■試しにすべて解約してみる
思い切った方法としては、サブスクサービスを利用しない生活をしてみること。代わりに熱中できる趣味がみつかったり、サブスクサービスを利用している時間を他のことに使って余白の時間を増やせたり、思わぬメリットがあるかもしれません。“本当に必要なものは何か”を吟味する手段としてもオススメです。
月額1,000円のサブスクならば、年額にして1万円以上。それがいくつもあるとバカになりません。まずは月にいくら支払っているのか、確認するところから始めてみましょう。
(Nao Kiyota)